デジタル田園都市推進特別委員会現地視察 | とみの和憲 徒然ブログ Powered by Ameba

デジタル田園都市推進特別委員会現地視察

午前8時0分〜30分、成合大橋西交差点(ハローズ円座店前交差点)で1827回目の『朝のご挨拶』。

朝から暑さにやられ、『茹でダコ状態』に…^^;


『朝のご挨拶』後、午前9時5分頃、香川県議会に登庁。

午前10時からデジタル田園都市推進特別委員会で、委員外議員として出席。
委員会散会後、すぐさま調査事件(デジタル社会形成に向けた取組みについて、情報通信関連産業の誘致にについて)に関する現地視察へ。



まず、「デジタル社会形成に向けた取組みについて」に関して、三豊市山本町の三豊市社会福祉協議会へ。

三豊市社会福祉協議会では地域福祉事業や生活困窮者自立支援事業などの他、通所介護施設の共同送迎事業を令和4年(2022年)6月から正式運行を開始しています。

【通所介護施設の共同送迎事業】
①事業の概要
三豊市内の複数の通所介護事業所に通う利用者を共同で送迎するサービスで、令和4年(2022年)6月6日に運行を開始。
道路運送法における福祉有償運送事業者の登録を受けた三豊市社会福祉協議会が事業主体となり、運行業務を本山タクシー (株)が担う。また、この送迎サービスは、ダイハツ工業(株)の運行管理システム「ゴイッショ」を活用し、最適な送迎ルートの作成や運行管理等を行っている。 
現在、2施設が利用し、この取組みによって、人材不足により深刻化している事業所職員の業務負担の軽減につながることが期待される。



②これまでの経緯
・令和元年(2019年)10月 福祉介護領域における次世代モビリティサービスに関する連携協定を締結
・令和2年(2020年)7月 経済産業省の 「令和2年度スマートモビリティチャレンジ 地域新Maas推進事業」に採択

令和2年(2020年)11月 三豊市山本町、財田町、豊中町エリアで実証事業(1か月) を実施(5施設、74人の利用者が参加)

・令和3年(2021年)8月 経済産業省の「令和3年度スマートモビリティチャレンジ 地域新Maas創出推進事業」に採択

・令和3年(2021年)11月 プレ運行事業 (2か月) を実施し、運営面での課題の洗い出しを行った (5施設、62人の利用者が参加)

・令和4年(2022年)6月 正式運行を開始



次に、「デジタル社会形成に向けた取組みについて」に関して、三豊市役所へ。

同市三野町にある「わノクニファーム」の担当者や静岡県牧之原市に本社がある「やさいバス(株)」の担当者、そして、三豊市の山下市長からご説明。



【やさいバス】

「やさいバス」はその名の通り、各生産地を“停留所” として、出荷する野菜を専用トラックに載せてスーパーなどの売り場まで運ぶもの。生産者にとっては新しい販路のひとつに、店舗にとっては収穫直後の新鮮な地元野菜を仕入れる手段となっ ている。この物流システムは、MaaS (Mobility as a Service) とEコマースを融合させたものであり、当システムを運営しているのは、やさいバス(株) (静岡県牧之原市) で、現在、13都道府県で展開している。



今後、県外へのさらなる展開を予定しているとの事。


最後、「情報通信関連産業の誘致について」に関して、高松市林町の(株)STNetのデータセンター「Powerico」へ。


《整備の経緯等》
近年のデータ利用社会の進展に伴い、企業や法人のデータ保管量の増大が続く中、大規模災害等に備えて安全なデータ保管場所としてデータセンターの需要は拡大傾向にある。また、クラウドビジネスでは、ICTサービスの需要の高まりを受けて、企業ニーズを支える基盤としての活用が急速に進んでいる。こうした中、首都圏や大阪に集中していた情報データを地方に誘導するため、西日本最大級のデータセンターを建設するに至った。
Powericoは国内最高水準の機能と堅牢性を備え地震等の自然災害の少ない高松市内陸部の高台に位置しており、これまで四国はもとより、首都圏・関西圏などの四国外の企業等からも多くの契約をいただいている。
《地域の活性化》
株式会社STNetにおいては、情報システムの開発から通信サービスまでトータルで提供できる強みを生かし、急速に増加する電子情報を安全かつ確実に保管・管理できるよう、データセンターを整備し、県民をはじめ、県内外の企業等に対して質の高いサービスを提供し、高度情報化社会の進展に貢献しているほか、データセンターの開業に伴い、県内への大規模投資や雇用の創出に積極的に取組むなど、県経済の発展と活性化に大きく寄与している。
《今後の取組み》
2022年4月から、Powerico内の総使用電力のうち空調設備や照明部分で使用している約40%の電力について再生可能エネルギー由来の電力を充当しており、従来排出していたCO₂総排出量の約40%を削減している。こうした「脱炭素化」に資する取り組みを通じて、ESG経営(環境や社会問題に考慮した経営) など環境に敏感な企業や団体を中心にPowericoの活用を促進するとともに、安心安全の立地、電源や運用のプロフェッショナル集団を多数抱えるデータセンターとして、業務上必要不可欠な基幹系システムなど、企業や団体の重要なITインフラの誘致を加速させる。 また、利用企業数の増加にあわせて運用要員などの人員増強も図っていく。

概要説明後、データセンター内部も視察したいところでしたが、機密情報を扱うために人数制限等もあり、委員外議員は先に退出し、午後3時15分頃、香川県議会に帰着。

午後4時30分頃、退庁。

その後、立憲民主党香川県連・小川淳也事務所共同事務所に立ち寄ってから、午後5時30分〜45分、成合大橋西交差点(ハローズ円座店前交差点)で『夕方のご挨拶』を行ない、県政報告を。
多くのお手振り、ありがとうございました。


午後6時5分頃、帰宅するも、地元での用件を思い出して、また外出。
結局、午後7時10分頃、帰宅。