いい人じゃなく、いい心理士

月曜日、

一週間が始まったなぁ、
９月が始まったなぁ、

と言う人も多いかな。

お疲れ様です。

新しい週も、月も、
楽しい毎日になりますように。

クライアントさんのお話をうかがっていると
私もいろんなことを考えます。

うかがっている最中にも

うかがってしばらく経ってからも。

心理士として
「目の前のクライアントさんの今」
を考えることもあるし

同世代同士、同性同士、同業同士、
といった ”共有する何か” を介して
考えることもあるし、

逆に経験のないことについて
共有しない立場だからこそ
考えることもある。

本当にいろいろ。

そして、その考えたことを

言葉にしてみて
その場で取り扱うこともあれば

そうでないこともあるし

その場では言葉にしなくても
別のタイミングで出すこともある。

これもいろいろ。

いろいろあるけど、
扱う・扱わないの判断基準はひとつ、

それは、
『クライアントの利益になるか？』
です。

とはいえ、

「もちろん、

　きちんと判断・実践できています！」

と確信をもって言い切れるほど
楽々できているわけじゃなくて、

「これはいつ言うのがいいか」
「言うならどんな言葉がいいか」

なんて迷いながらのことも多い。

その場、その瞬間の
クライアントさんにとって、

その先、その将来の
クライアントさんにとって、

いいほうを選び取っていけたら
いいなぁ、と思う。

相手にとって利益になるほうを選ぶ。

こうやって言うと
方針はシンプルで分かりやすいけど

実践しようとすると
言うほどシンプルではないことに気づく。

迷いながら
慎重に選んだ言葉が届くこともあれば

考える前にポンと出た言葉が
ブレークスルーを起こすこともある。

言葉にするほうが難しいこともあれば
黙っているほうが難しいこともあって

なかなか簡単じゃないし、
同じ選択がいつもうまくいくとも限らない。