出来事を出来事のまま観るのは
時にとても難しいものですね・・・。
『人は見たいものを見る』
とはいうけれど
それが自分に当てはまるとは
なかなか思わない。
自分は違う、
ちゃんと見てる
と思ってしまう。私も含めて。
外から見れば明らかなものも
自分には見えない。
それが見えるようになるのは
見えたものが受け取れるようになってから。
受け取れる準備が整ったら
ごく自然に見えるようになる。
「あぁ、そうか
事実はずっと目の前にあったのだ
自分が見たくなかったから
見えていなかっただけか」
って
いつかその瞬間がやってくる。
文字にすればすごくシンプルだけど
自分が体験するのは
とても複雑で時間がかかるプロセスだ。
複雑で時間がかかって
そして、少し痛む。
仕方ない、誰でも通る。
ときどき起こってしまう。
見たいものを見ていた時間が
与えてくれたもの、教えてくれたものが
きっとある。
見たいものしか見えないときは
それを見るしかない。
逆に言えば
「あぁ、そうか」
の後には見えなくなってしまう。
見たくなくなったら
もう見えなくなっちゃうから。
”見たいもの” は
今しか見えないものなんだよね。
いつかやってくる
「あぁ、そうか」の瞬間が
穏やかにやってきますように。
カミヤカオリ
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