嬉しいこと、楽しいことだけじゃなく
悔しいこと、しんどいことなんかも含めて
たくさん、たくさん
こころを動かして毎日過ごすって
ある種の青春があるなぁ、
と思います。
たくさんこころを動かして
ライブ感ある毎日を過ごす。
まさにライフはライブ。
頑張っていたり
チャレンジしていたりすれば
心配や不安、
初めてのことへの戸惑い
うまくいかない焦りや苛立ち
いろいろ感じて当然よね。
そういう感情があることは
人生を生きている証拠だと思う。
その時には喜べなくても
感情がたくさん湧きあがるって
基本的には歓迎すべきことのはず。
だけど、
不安が ”強すぎる” とか
苛立ちが ”強すぎる” とかなってくると
話はちょっと変わってくる。
どの辺が ”すぎる” の境界線なのか、は
やっぱりどこかで
見極めていく必要が出てくる。
つまり程度問題。
程度を越えれば
何かしらの手を打つけれど
そうでなければ
いわゆるネガティブな感情を
皆無にする必要はぜんぜんない。
むしろ、
皆無になっちゃいけないと思う。
不安をまったく感じなくなったら･･･？
悲しみをまったく感じなくなったら･･･？
それはちょっと怖い。
痛みを感じない身体になったら
怪我をしたことにも気づけないし
痛くなければ無理もできてしまう。
それと似たようなことが
感情についても起こるよね。
カウンセリングに来て
「不安をなくしたい」
「ポジティブになりたい」
と望んだとしても
それが ”完全に” 叶うことはない。
無くせるはずないですものね。
じゃぁどうするの、といえば
無くすというよりは
たとえば
不安と付き合えるようになる、とか
妥当な不安と過剰な不安を
見極められるようになる、とか
膨らんだ不安を
自分でなだめて落ち着くことができる、とか
目指すのはそっちの方向です。
だから、
毎日の中に怒ったり笑ったり、と
いろいろな感情があるのは
日常がさまざまに
彩られているって思えたら
いいのかなぁ、と。
ネガティブと言われる感情を
根絶やしにするのではなく
フツウの人生に
フツウに存在する感情として
ぼちぼち付き合っていく
･･･そんな距離感で
いろんな感情を体験できたら
それはきっと
後から振り返ったとき
とても豊かな気持ちに
してくれるんじゃないかな、
なんて思います。
毎日いろんな食品を摂りましょうね、
っていうのと同じで
毎日いろんな感情を味わうって
悪くないんじゃないかなぁ。
生きてる証拠。
ただし。
途中で触れたように
過剰で社会生活に影響を与える感情とか
フラッシュバックのようなものとか
そういった場合は
適切なケアがあるといいかな、
とは思います。
見極め大事ね。
どっちかな、って
見極めがつかないこともあると思います。
言ってることは分かるけど
ネガティブな感情ってやっぱり耐え難い、
他の人は大丈夫そうなことにも
自分は反応してしまって内心しんどい、
なんて場合もあるかもしれません。
『大丈夫そうに見えるしんどい人たち』
っていう
一見、分かりづらい生きづらさを
抱えた方々は
思うより多く存在しているんじゃないかな、
とは日々の臨床で思うところです。
そういう方々にとって感情体験は
豊かなもの、というより
負担なもの
に感じられやすい。
「なんかなぁ･･･」
とすっきりしないなら
一度お話にいらっしゃいませんか。
一時的なものか、
何か背景があって起こっていることか、
一緒に考えていけたらと思います。
コンタクトお待ちしています。＾＾
カミヤカオリ
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