「~ので」
を止めてみる。
「~ので」
を止めて自分の中にある
「~したい」
を育てる。
「~ので〇〇します」
「~ので××できません」
何かをすると伝えるとき、
〈理由〉+〈行動〉
のセットになっていませんか?
自分の口癖って
案外、気づかないものですよね。
子どものように
いきなり理由もなく
「〇〇したい!」
と即行動に移ることはしない
大人の私たち。
何かするとき
何か決めるとき
何か言うとき・・・
自分の意思表示をするときに
たぶん、ほとんど無意識に
「~~ので〇〇しました」
と言っているんじゃないかな、
と思います。
どうだろう?
ちょっと振り返ってみて。
頑張ったのでご褒美・・・?
今日は晴れてたので
日傘をもって出かけました。
今日は忙しかったので
お昼ごはんはコンビニで済ませました。
今日は疲れていたので
早めに帰宅しました。
・・・~ので・・・
・・・~ので・・・
これら「~ので」は
嘘ではないし、
確かにそうなのだけれど
時と場合によっては
言い訳がましくなっちゃうのよね。
ふと
「誰に言い訳しているんだろう?」
なんてハッとすることがあります。
何かをするのに、言うのに、選ぶのに
言い訳しなくていいよね。
もちろん、場合によっては
「~ので」が必要なこともある。
人は何か起こったときに
理由を知りたいから。
相手とのコミュニケーションを
円滑にするには
やはりあったほうがいいこともある。
そこはそこで使い分けるとして
できるだけ使わないように
意識したいときもあるよね。
これをしたい
これを言いたい
これを選びたい
・
・
・
誰かに言い訳しなくていいときに
説明してしまう。
説明責任なんてないのに。
「好き」
「気に入った」
「なんとなく」
で決めていいのに。
どうして制限しちゃうんだろうね。
不思議だよね。
だいたい、
口をついて出た「~ので」が
本当に正しい理由かどうか、
なんて
案外あてにならなくて、
脳内でもっともらしく(ないし都合よく?)
捏造されたものかもしれないんだから。
それよりは
身体が送ってくるサインに
もっと丁寧に耳を傾けるほうが
ずっとうまく
自分を満たせるのにな。
「~ので」を減らすのは簡単だよ。
文章を二つに分ければいいだけ。
今日は晴れてました。
日傘をもって出かけました。
今日は忙しかったです。
お昼ごはんはコンビニで済ませました。
今日は疲れました。
早めに帰宅しました。
こんな言葉遊びみたいなこと、
大して違いは無いように
感じるかもしれないけど
たぶん、
ちょっとずつ影響してくる。
自分にね。
自分の中の内的な対話が
変わってくる。
「~ので」を
使わないことに慣れてくると
二つの文章はつながるようで
つながらない、
つながるかもしれないけど
つなげる必要がない
と体感できてくる。
自分のニーズを満たすのに
理由が必要な場面はそんなに多くない。
自分の中にある
「~したい」に確信が持てたら
「~ので」はそんなにいらない。
我慢しがち、
遠慮しがちなみなさん、
ご自分の中の「~したい」を
もう少し育ててもいいかもしれませんよ?
すくすく育ちますように。
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カミヤカオリ