あの時の事をまだ許していない | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

この言葉を聞くと毎回
「なるほどな」と思います。

「親を責めても仕方ない」

・・・この言葉を

おっしゃるクライアントさん、
 

本当に多いです。



元をたどれば ”そこ” だと思うけど
いまさら何かできるとは思えない。

過去の話をすると
年老いた親の悪口を言うようで

気が引けるような
いい大人になって情けないような

そんな言葉も出てきます。



まぁ、確かにそうなんだよなぁ。

そう思う気持ちは
年をとって年々弱っていく親を見ていれば
ものすごくうなずいてしまう。

そうだよなぁ、と。



だけど。

だけど、です。

そこを分かった上で
やっぱり思うのは

努力して責めないように
心がける状態

から

責める以外の気持ちが
自然に湧きあがる状態

に移行できたらいいよなぁ、、、
とも思います。









親を責めたい気持ちと

責めずにいられたらどんなに幸せか
と思う気持ち

両方あるのが
今の自分の中の真実なのだとしたら

その状態からスタートするしか
ないんだと思います。



親を大切に思う気持ちが

存在するのと同じくらい

 

責める気持ちがあることを
無いことにはできない。

あるものはある。


表面的に無いことにできたようでも
奥底ではくすぶり続けるのだと思います。



であるならば

「そうだよ、私は責めている」
「頭にきている」
「あの時の事をまだ許していない」

といったん自分に

『その気持ちを持つこと自体』
を認めてあげるんだと思います。

それがスタートなのですから。



いつまでも許せない自分に

哀しくなったり
情けなくなったり

傷ついた気持ちになることが
あるかもしれませんが

それを認め、
そこからスタートすることを決めたら
前に進めると思うんです。



存在している気持ちを無視しない。

 

責める気持ちがあると認めても

大切に思う気持ちが無くなるわけではない。

 

両方存在しているなら

両方あると認めていく。

 

 


嫌な気持ちを
耳障りのよい言葉に置き換えることは

ある意味では
一時的な ”避難” なのだと思います。

”避難” にどのくらい時間をかけるか、は

人によってさまざま。

 

自分が一時的に避難していることに

気づかないまま

 

10年、20年と続くこともザラです。

 

 

 

それでもいつか

「この責める気持ちをどうにかしたい」

と避難が終わるときがきます。


必要な避難期間が終わったら
他に存在している気持ちにも
目を向けてみる。

それはとても前向きな行為だと
私は思います。
 

カウンセリングって

とてもポジティブなんですよ。

 

 

 

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カミヤカオリ

 

 

 

 

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