空気が冷たい！！
水も冷たい！！
ちょっと前には
暖かさを感じる陽気だったのに
ここ数日で一気に真冬に逆戻り。
いやぁ、寒い！
キンと張り詰めた冷たい空気ですね。
どうぞ暖かくお過ごしくださいね。
そんなさむーい２月に
そこそこ暖かかった１月に読んだ本の振り返り。
１月の読書記録、参ります！
『あるいて行くとぶつかるんだ』
椎名 誠 著
ひさびさに椎名誠です。
最後に読んだのはいつだろう？？
昔は面白がって読んでいたけれど
今回はちとしんどかった。
別にシリアスな内容ってわけでもなく
いつも通り？のノリなんだけれども
うーん･･･
やっぱりいつも通りってワケでも
無かったのかもしれない。
書き手のほうか、あるいは
読み手のほうか、あるいは
両者ともにか。
とにかく、なんだかギクシャクと
読みづらかった。
読みづらいというか息苦しいというか。
なんだろうな。
相変わらずの冒険と
相変わらずのかたくなさ。
それを笑っていたのに。
私が変わってしまったのかな。
どうも気になって
最近のこの人は何をしているのだ？
と調べてみたら
もう80歳とかそこいらだとか。
※この作品を書いたのは何年か前だったので
たぶん70代前半のころ？
えぇ！
びっくりしてしまった。
びっくりして気づく。
私の中では
「椎名誠は年を取らない」
となっていたらしい。
思えば
ずーっと40代くらいのイメージだ。
ずーっと40代で
ずーっとモンゴルで馬に乗っている。
あるいは
ずーっと新宿で酒を飲んでいる。
そういうイメージ。
あ、最後のは余計か(笑)。
でも、そんなふうに元気でいてほしい、
っていう希望はあるかも。
この本に限らず
ネットが存在する前から親しんでいた何かを
わざわざネットで調べる
ってあまりやらない。
人でも、モノでも。
だけど、そういうものを改めて調べると
思っていたものと違う情報が出てきたりする。
自分の情報が古くなっていたり
単に記憶違いだったり。
そもそもただのイメージで
正確な情報じゃなかったり。
人に関していえば、
ブログやSNSが発達して
よりパーソナルな情報が増えてきたことで
より実像に近い（であろう）その人が届く。
作品と実像がねじれを起こしそうだ。
作品なんて
『ある一定の世界観を成立させてなんぼ』
という性質をもともともっているけれども。
分かっていても「おぉっ」となる。
大衆が抱く ”無邪気な” イメージは
負担になるのだろうか。
それとも守りになるのだろうか。
著名な人にしか分からない
限られた体験なんだろうね。
いつまでもお元気でいてほしいな。
･･･というわけで
１月はこの１冊だけ。
先月も１冊だけだったか。
このところ読めてないなぁ･･･。
みなさんは読めていますか？
読みたい本は山ほどあるのに
なかなか読めないですねー。
お互い、ぼちぼち参りましょう～
カミヤカオリ