東京駅でぽっかり１時間
すき間時間ができてしまいました。
はて。
どうしたものか。
パソコンも持ってないし
本も持ってない。
どうするかなぁ、とちょっと迷って
有楽町まで歩くことにしました。
ちょうど家電量販店さんで
買いたいものがあったことを
思い出したのです。
東京駅から有楽町駅って
ホントにすぐ近くなんですよね。
この日はとてもお天気が良くて
薄手のコートを脱いでも
大丈夫なくらいでした。
気持ちいいゆるやかな風もあって
秋らしい穏やかな日。
時間帯もちょうどよく
ほんの少しのお散歩が
いいリフレッシュになりました。
東京駅から有楽町駅の間に
東京国際フォーラムがあります。
有楽町までどういうルートで行っても
いいのだけれど、
私はこの国際フォーラムの広場を
横切っていくルートが一番好きです。
単純に空間として気持ちいい、
という理由もありますが
それよりは
思い出の場所だからなんでしょうね。
都内にいるから
いろんな機会で訪れているけど
一番の記憶は
臨床心理士の受験の記憶です。
二次試験の面接会場が
ここだったんですね。
懐かしいなぁ、と
ガラス窓に近づいて建物内を眺める。
当時、あんなふうだったな、と
少し記憶が戻ってくる。
試験前に同期とお茶したこと
（ギリギリまで面接試験の練習していた）
待機室で順番待ちしているときのこと、
面接が終わって
仲間とあれこれ話したこと･･･。
まとまりのない記憶が
バラバラに浮かびます。
『原点』と呼ぶような場所を
心の中に持っている人は
少なくないと思うけれど、
私にもそう呼べる場所がいくつかあって、
ここはその一つだなぁ、と
改めて思います。
思えば、
二次試験は今と同じ11月だったはず。
偶然とはいえちょっと嬉しい。
今も11月に
面接試験をやっているのだろうか。
少なくとも私たちのころは
10月が筆記試験
11月が面接試験
12月が合格発表
･･･だったと･･･思う･･･。
一番の記憶といっておきながら
イマイチ自信がない(笑)。
寒かったとか、
何か手がかりになるような
記憶がありそうなもんなんだけど
どうもはっきりしない。
たぶん、
めちゃくちゃ緊張してたんだろう。
緊張しすぎて
どう帰ったかよく覚えていない。
懐かしいな。
あの脚が震える緊張を乗り越えて
今があるのだ(笑)。
いつだって
どんな人だって
何だって
どこだって
スタート地点はあるのだ。
「あそこから始まったんだよな」
と思える場所。
心の中の原点はどこだろう。
もし、実在の場所なら
久しぶりに訪ねてみるのも
アリなのかもしれない。
自分が思っている以上に
力をもらえるかもしれませんよ。
ふふふ
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