ちょっと前に研修が終わりました。
4月下旬から事前準備として
動画視聴をしておいて、
当日にはライブ研修を受ける、という
二段構えの構成でした。
主催は初めて参加する機関だったので
ちょっとどきどきでしたが･･･
とても面白かったです、
参加してよかった。
今回の研修テーマは『摂食障害』。
日本には専門の治療機関が少ない
とのことで
軽症の方々の問題が深刻化する前に
いかに早く、適切に介入するかが大切ですよ、
だからこそ、初期介入ができる専門家を
増やすことが急務ですよ、
といった課題感があって
今回の研修のようでした。
中身の詳細は控えますが
朝早くから全国の医療者が集まって
熱心に勉強している様子は
とても刺激になりました。
現代の医療でスタンダードとされる
治療や考え方にも触れられ
理論的なことから
実践的なことまで
私にできること・できないこと
その背景なども理解できて有益でした。
なかなか自分で広く偏りなく
研究論文を追いかけるのはたいへんだし
それが海外も含めるとしたら
とても手に負えない。
その点、最近の動向を踏まえたポイントを
さっと抑えられるのは有難いです。
それに、普段から
数多くの症例に触れている専門医から
「こんなときはこう考える」
「こう言う」
「こう対処する」
といった具体的なアイディアが聴けるのも
なんていうか･･･勇気になりますね。
楽をしている人なんていなくて
誰もがそれぞれの場所で
奮闘しているのだなぁ、と。
参加者は医師や看護師が多く、
心理士はどれだけいたのかなぁ･･･？
という印象でしたが
自分が少数派側の環境に身を置いてみて
逆に自分の立場の強味に気づく
なんてことも少しありました。
過去には、できないことを嘆いたり
悔しがったりした時期もあったのですが･･･
いまは心理士でよかったなぁ、と
こころから思います。
私たちだからできることがあるし、
私はそれをとても愛している。
自らの持ち分を理解し
しっかりやれることをやる。
そういう勇気をもらえました。
これが一番の収穫かな。
6月はまた別の研修を申し込みました。
1つはいつものところ。
もう一つはちょっとチャレンジなところ。
どうなるかな。
ドキドキだー！
カミヤカオリ