私たちの仕事は
コーチングにしろ、カウンセリングにしろ
ざっくりまとめて対人支援職
などと呼ばれることがあります。
教育に携わる人も
医療に携わる人も
もしかしたら、
教会の牧師さんなんかも
対人支援職といってもいいのでしょうね。
こういう職種を
さらにその支援哲学や歴史、手法から
治療モデル
解決モデル
成長モデル
などと違いを表現することもあります。
医療は言うまでもなく
治療が第一義的な目的ですから
治療モデルですよね。
医療モデルなんて言葉もあるか。
解決モデルでぱっと浮かぶのは
コンサルタントさんたち。
問題解決のプロですよね。
何が起こっているか、
問題の原因と結果を整理して
合理的で無駄のない最適解を導き出す。
名探偵みたいだ。
最後の成長モデルというのは
コーチングが一番当てはまると思う。
世間的な正しさや
一般的な正解などといった
外部の ”自分以外の誰か” の基準ではなく
自分の内側の声を聞き取り
自分の内側の期待に応えていく。
そういう自分になること（＝成長）を
手伝う手法だから。
自分の内側の声に従うことで
途中、つまづいたり遠回りになることも
当然ありうる。
失敗したり、
傷ついたりすることもある。
効率は悪いかもしれないけれど
自分で考えたことを
自分で実際にやってみる。
そのことでしか得られない成長がある。
だけど、そういう成長を求めるのは
効率を求められる現代では
もしかすると
とても贅沢なことなのかもしれない。
上司も顧客も先生も親も世間も
「今すぐに間違いのない正解を出してください」
という。
そんな現代で
「失敗から得られる成長が･･･」
などといっても通らないのかもしれない。
特別な何かはなくても
集団圧力の働く日常という逆風の中で
自分が思うことを思うとおりにやるのは
想像するよりたいへんだ。
何より怖い。
自分だって
絶対の自信があるわけじゃないのだ。
それでもやってみたいな、とか
やってみなきゃ分からないじゃん、とか。
そんなチャレンジ精神を応援するのが
コーチングです。
すぐにはうまくいかなくても
時に恥ずかしい思いをしたとしても
受け止められるよう、
勇気をもって前に進めるよう、
コーチはその人の心の奥にある
本当の願いを聴き続けます。
そうやって自分が願うありたい姿に
その人のペースで
その人の力で
その人のやり方で
近づけるよう手伝う。
飽くまでも ”その人” が中心だ。
その人を中心に据えて
その人の力を伸ばしていく。
そんなところが
コーチングは成長モデル
と呼ばれる所以だと思います。
自分の願いって
案外よく分からなかったりしますね。
幸せになりたい
お金があったらいい
お家がほしい
転職したい
素敵なパートナーがほしい
・
・
・
それはそうだけど
それは表面に現れた ”形” なだけ。
形に込められた意味はなんだろう。
その言葉の奥にある
真の願望はなんだろう？
ここから自分の内側の声に
耳を傾ける旅は始まります。
自分の内側の声を無視しすぎると
いつか聞こえなくなっちゃうよ。
聞こえるうちに
耳を傾けてあげてくださいね。
コーチングが気になる方、
いつでもご一緒しましょう。
楽しみにお待ちしています。
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