たぶん
正解の価値は下がり続けている。
もうちょっと正確に言うなら
正解を知っていることの価値、
なのかもしれない。
もしくは
正解と言えるような
誰が出しても同じ答えになる
決まったことをを
あらかじめ頭に入れていることの価値
とか。
いまどき、
気になることがあれば
なんでも検索できる。
特に正解があるものを調べるとき
その素晴らしさ、便利さを
しみじみ感じます。
基礎的な知識が大切なのは
どんな時も変わらないけれど
情報量で競うこと自体は
だんだん意味をなさなくなっている。
情報量がものを言うときもあるけれど
それは量そのものじゃなく
つなぐ力があってのこと、でしょうしね。
じゃぁ、
何に意味を見出せばよいのか。
なんだろうね･･･。
しばし考える。
なんだろうな。
・
・
・
私が挙げるなら
『問いを持ち続けること』
かなぁ･･･。
みなさんは何か浮かびましたか？
何が浮かんだだろう？
ぜひ聴いてみたいです。
『問いを持ち続ける』
誰かが決めた正解じゃなく
自分なりの正解を設定できること。
これもいいなぁ、
と思ったのだけれど
「まてよ？」
と引っかかるものがありました。
世の中には
正解そのものを出しようがない
そういう状況に追いやられることが
時に起こってしまうと思うんです。
こんなことに意味があるのか。
なぜこんなことが起こるのか。
受け入れがたいこと。
正解など見つけようがないこと。
そういうようなことが
避けがたく起こってしまう。
そういう時に
無理矢理答えらしきものを出さずに
そのまま ”それ” をそこに置きながら
問いを持ち続ける。
そういうことの価値は
どんな時も人生を生き抜く力に
なるんじゃないかなぁ･･･と。
みなさんはどう思いますか？
正解って何？
どうして正解を求めてしまうのか。
正解って
時に悩ましい存在ですよね。
カミヤカオリ