ひさびさに
気持ちよく晴れましたね～＠東京
いいお天気で
ごきげんな一日でした。
連休最終日
みなさんはいかがお過ごしでしたか。
さてと。
ここ数日、
シリーズものが続いている最中ですが
うっかり忘れていた
8月の読書記録を挟みます！
お付き合いくださいませ
『スノウ・クラッシュ（上）』
ニール・スティーヴンスン 著
日暮 雅通 訳
SFです。
メタヴァースという言葉が
生まれた作品･･･
と聞いて手に取りました。
どこで何の話だったか･･･
メタヴァースと聴いて
なんじゃら？と調べて行きついた
この作品。
最初のうちは
説明が長くて疲れますが
（ほしい説明が抜けてる割に
舞台の描写が長々続く）
物語の設定が理解できてくると
ちょっとずつ面白くなってきます。
たぶんこれ、
文字じゃなくて映像なんだろうなぁ。。。
文字でぐだぐだ説明すると
キレ味が悪くなる。
映像にしたらテンポよく進むし
世界観も一発で伝わって
すごくエキサイティングになると思う。
映画化がよき作品かと。
文字で上下巻で読ませるには
ちょっと苦しいかな。
といいつつ、
ただいま下巻に取り組み中。
どういうオチになるやら？？
下巻が読み終わったら
もうちょっとちゃんとした感想が
書けるかしらん。。。
『ハゴロモ』
よしもと ばなな 著
よかったです。
不思議世界。
よしもとばななさん、
最近になって初めて『キッチン』を
読んだくらいだから
どんな作風かほとんど知らない
超初心者です。
こんなふうなんだね、と
思いながら読みました。
それにしても
何に傷ついていたのかなぁ。。。
彼女は。
もちろん、
表面的には失恋ではあるんだけど
そもそも、
その関係を続けることを選んだのは
なんなんだろうなぁ･･･と。
選んだのではなく
どうしようもなくそうなった
ということなんだろうか。
彼女のいい部分を引きだすのは
前の恋人ではない。
分かっていても
気づいていても
そう簡単には
次に踏み出せない･･･よね。
そうよね。
そうだよね。。。
でも、
自分の意思じゃなかったとしても
痛みを伴ったとしても
絶対にいい選択だったと思う。
そう思うけど
それでもあんなに弱っている
彼女を見るのは（読むのは）
なんだか
女の哀しい性のようで
もっとなんていうか･･･
力が欲しいよなぁ、とも思う。
あ、あと。
これから読むみなさま、
どうぞお手元に
『サッポロ一番』をご用意の上
お読みくださいませ。
もうこれ、必須。
絶対に食べたくなります(笑)。
『現実入門
ほんとにみんなこんなことを？』
穂村 弘 著
･･･たぶん
よしもとばななと穂村弘を
選んだ私は
8月中ずいぶん
弱っていたんだと思う。
弱ったときの駆け込み寺的な
存在になりつつあります。
で、これ。
おもしろかったですよ。
なんともぐにゃぐちゃした著者が
いろんなことを初体験していく。
献血とか
占いとか
モデルルーム見学とか。
いやだ怖いと言いいつつも
美しい文字を書く美人編集者に
なんやかや丸め込まれ
鼻の下を伸ばしながら（？）
言われるままにチャレンジするんだけど･･･
最後の１ページで
えぇっ？
と現実と小説世界とがひっくり返る。
まぁ、あれですね、
著者一流の照れなのかなんなのか。
誰かをいじらなくても
内的世界を丁寧に手繰れば
ちゃんと笑いはある。
平和に笑いたい人、どうぞ(笑)。
というわけで、
今日は３冊だけ。
前にも触れたとおり
8月はキャンセルが続いて
ぽこぽこ急な時間が
できた月でもありました。
そんな事情で
8月はけっこう読めましたね。
続きもお付き合いください
▼中編
▼後編
カミヤカオリ
アンケート調査実施中
（～2022/9/30ごろまで）
