自死は思うより身近にある | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

私の身の回りに
「死にたい」と思っている人はいない、

と思っている人は
どのくらいいるだろう。



はたから見て
 

いかにも不調を抱えていそうな

気になる人もいるけれど

一方で
まったくそんなそぶりを見せず
人知れず苦しんでいる人もいる。

どちらも存在する、
が真実だと思います。



具体的な準備をした
危機状態にある人もいれば

ぼんやり死が浮かんでいたり
ふと死がよぎったり、という人もいる。

「死にたい」
と具体的な言葉にはならないけれど

朝目が覚めなければいいな、とか

自分で死を選ぶのはできないけれど
何かの理由でこのまま
人生が終わっても別にいいな、とか

生きることに執着がないというか、
生きることに価値を見出せないというか、

そういう場合もあります。

 

 

家庭や職場では
ごく普通に過ごしているように
きっと見えているだろうな、

という人であっても


死や自死について語ることは

けっこうあります。

 

 


特に家族や身近な人には
悟られないようにふるまうことも多い。

「家族には絶対言えない」
「まったく気づいていないと思います」
 

と何度聴いてきたか。

自死は人が思うより身近にある
というのが私の認識です。





バナーから厚労省のページへ飛べます




9月には自殺予防週間があります。

特に夏休み明けの子どもたちへの
心配が高まるときです。

「ウチの子は大丈夫!」
と安易に流さず

「あれ?」
と思うことがあれば

ゆっくり話を聴く時間をとってほしいな
と思います。

どれだけ気をつけても
100%は気づけないのも事実なので
なかなか難しい面がありますけれど・・・。



いまでこそ
20,000人台まで減ってきましたが

長らく30,000人を下回ることなく
自死に至る人がありました。

1998年に30,000人を超えて以来
一時は35,000人に近づき、

2012年に
ようやく30,000人を切るまで
15年間かかっています。

※警察庁と厚労省のデータは
 少し差があります


 

 

年間30,000人なら
毎日83人が亡くなる計算です。

25,000人でも69人。

毎日です。

一日おきとか
一週間とかではなく、毎日。



それに加え、
亡くなるタイミングによっては
 

自死として

算入されないケースもありますし、

既遂の背景には
多数の未遂がありますから

それらを考え合わせると

自死は身近にある、の感覚が
伝わるのではないでしょうか。

決して他人事でもないし

遠いどこかのできごとでもない。




9月は自殺予防週間
3月は自殺対策強化月間

厚労省では
有益な情報を公開しています下矢印
 

 

 

 

私も時々チェックしています。


こういう情報が役に立たなければ
それに越したことはないけれど

知っていたから
「あれ?」と反応することができる

という面があります。



後からでは一番

役立てたいときに間に合わない。


まだ何も起こっていないなら
 

だからこそ

ぜひ一度覗いてみてほしいな、

と思います。

 

 

 

カミヤカオリ

 

 

 

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