固く閉ざされていた扉が開く瞬間 | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

そろそろやってきそうだな・・・
と心の準備をしながら迎える節目もあれば

角を曲がったとたんに
鉢合わせするようにやってくる節目もあって

なかなか思うとおりに
すべてはコントロールできないものだなぁ、、、

などと思います。



コントロールできないことに
無力感を覚える場合もありますが、

コントロールできないこと自体が
救いや喜びになることも・・・ありますよね。









カウンセリングというのは
困りごとを解消するために取り組むのが
まぁ、だいたいのスタートです。

解消するために
あれこれ話したり考えたりして
少しずつ進んでいきます。

進んでいく途中、
手応えを感じる時期もあれば
なんだかよくわからない時期もある。

たいていはそれなりの期間を
ご一緒することになります。



困りごとはその期間中、
あらゆる距離感で検討されます。

ごく間近で見ることもあれば
遠くから眺めることもある。

同じものをいろいろな角度で見ていくと
思いがけないものが見えたりする。

同じものを同じ角度から見るにも
見るタイミングが違えば
見えるものも違ってくる、なんてこともある。



そういういろんな試行錯誤を経て
これまでのさまざまなものが重なり合って

あれほど固く閉ざされていた扉が
しなやかに開く瞬間が訪れる。

扉がふっと開いて
私たちは節目を迎えたことに気づく。



あ、開いた。

うん、開いたね。

こんなところに扉があったね。

うん、気づかなかったね。



そうやって次の

”やるべきこと” や ”進むべき方向”

がちゃんと届けられる。




一応?心理士だから
なんとなくの道筋は見立てている。

だけど、
つぼみが開く瞬間を完全に予測できないように

「こんなふうに進むかな、と思うけど
 どうなるかは進んでみなければ分からない」

というのが正直なところ。

花が咲くのでさえ個体差がある。

人のこころであれば、花が咲くこと以上に
一人ひとり個別の差があるでしょう。



だから、
カウンセリングのおおむねの方向や
タイミングは見立てても

”扉が開く瞬間”

までの道のりもタイミングも
完全に予想することはできない。

ましてコントロールなんて。



だけど、だからこそその余白が
その人の創造性や個性を発揮する場になって
素晴らしい瞬間を生みだす。

じわじわやってくる節目もあれば
ばったり出合う節目も
その人らしいありようなのだ。



小さな節目も
大きな節目も

それがどんなふうに大切か、は
ご本人が一番分かっている。

何をどう取り組んで
何がどう作用したのか、も
ご本人が一番分かっている。

あと少しだ。
出口につながる扉がもうすぐ見える。



今日はどんな一日だったかな。
明日もきっといい日。

 

火曜日お疲れ様でした。
 

 

 

カミヤカオリ

 

 

 

 

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