自分にとっての心地よさを蓄える | ひとしずくの純金

ひとしずくの純金

たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

「一日20分(以上?)自然に触れると
 ストレスホルモン値が下がる」

なんて情報を見かけました。

ほぉ~そうなんだ~。
じゃぁ公園を歩くのはいいんだ~。
いいこと教えてもらったな~。

などと思いながら読みました。









しかし、待てよ?

これってちょっとナンだよな
と思いました。

ナンか変だなって。

 

 


臨床が安心してできるのは
研究があるから。

研究成果を参考にするのって
すごく大事だと思っています。

じゃないと
独り善がりになりかねませんし

 

思いがけない落とし穴が

あったりしますから。



なんだけど、なんでもかんでも
科学的な裏付けがないと行動できない、

としたらちとさびしいなぁ・・・
とも思ったのです。

例えば、公園の散歩とか。

 

公園の散歩を毎日20分することに

いったいどんな健康リスクが

あるというのだ(笑)。

 

 

 

あるいは

 

科学的な証拠がなければ

メリットを感じられない、

 

科学的な証拠付きのメリットがなければ

公園の散歩なんてやりたくない

 

と私は奥底では思っている

ということだろうか(おいおい)

 

 


緑の中を歩く心地よさを
感じ取れるだけのアンテナが
ちゃんと働いていたら

ストレスホルモンがどうのこうの
なんて思わなくても

きっと足が向くと思うんです。



あぁ、気持ちいいなぁ。
気持ちが和らぐなぁ。
リフレッシュするなぁ。

ってね、全身で味わうことの方が
本当は大事なんだよね。

研究のために
歩いているんじゃないんだしね。

 

科学的な裏付けがあろうとなかろうと

全身で心地良さを感じるなら

続ければいいじゃない。



・・・ってここまで考えて・・・

うーむ。

いま一つ
楽しむ余裕がないんだろうな

客観的に「良いとされること」を
アタマで考えてやろうとしてるんだなぁ

などと思ったのです。

 



ストレスホルモンが
どうなるか知らなくても

心地よいな、
気分がいいな、
これはいいことだ、

と感じた自分の感覚を
アテにできるってすごく大事だ。



他者が与えてくれる情報を
活用するのも大事だけれど

自分が得た生の情報を元に
判断できることはもっと大事だ。

もっと全身の心地よさを味わう
アンテナを育てたらいいよねぇ。

こういうちょっとしたところから
自分にとっての心地よさ
をたくさん蓄えていけたらいいよね。



たくさん集めた心地よさの経験は
揺らぎがちな自律神経の働きを
安定しやすく助けてくれる。

急には変わらなくても
ちょっとずつ ”いい状態” を
身体が覚えていく。



アタマで考えがち
理屈が優先しがち

になりやすい人にとって
「心地よさ」と言われても
最初のうちはピンと来ないかもしれない。

最初は分からなくても
経験を重ねるうちに分かってくる。



「心地よさ」は身の内に
少しずつ ”貯金” されて

「あ、この感じか」
といつか分かるようになる。

 

何かというと検索して

自分の外側の情報に頼りがちな私たち。

ちょっとずつ

自分の内側の感覚を育てていけたらな、
なんて思います。
 

 

 

 

カミヤカオリ

 

 

 

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