自分の一方的な思いだけで扱っていたのかもしれない | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

ひさびさに手芸部自主練。

例によって、ちくちく手縫いです。

 

 

 
 
 
薄くて柔らかいローン地。
 
くたっとなるから扱いにくいけど
柔らかくて針は通しやすい。
 
ミシンならともかく、手縫いだと
ブロードなんかだともう
指ぬきがないと痛くて縫えない。
 
そこまでしてやる人
少数派だとは思いますが(笑)。
 
 
 
去年からの仕掛かり品。
 
型紙とって
写して
裁断
 
まで済んでいたのに
縫うところからピタっと停止してました。
 
 
 
ひさびさに手縫い。
 
一針一針、以前だったら
気が遠くなっていたかも。
 
なのですが、
今回は不思議と焦りもなく
気が遠くなる感じもないのですよね。
 
この柔らかいローン地に触れていると
ゆっくりなのがむしろ心地よい・・・
 
不思議な感覚です。
 
 
 
どうしても完成を意識するあまり
先へ、先へ、と急ぎがちになりますが
 
一針一針しか進めない手縫いだと
”いまここ”
に集中せざるを得ません。
 
これがいいのかな、と。
 
 
 
柔らかな生地に歩調を合わせて
やさしく針を通していく。
 
耳を澄ませば
生地の声が聞こえるような?
 
生地の声を聴きながら
生地のリズムに合わせて
そっと優しく扱えば
 
引き攣れたり、伸びたりは
そうしないのかもしれない。
 
 
 
生地にも流れというか
しなる方向のようなものがあって
 
それに逆らうから
つっぱったようなシワが出来たり
妙なところでピタっとならず浮かんだり
するのかもしれないな・・・
 
などと思いました。
 
 
 
生地の様子に無頓着なまま
自分の一方的な思いだけで扱うから
 
「も~!うまくいかないっ」
 
となっていたのかもしれない。
 
生地のほうはちゃんと声を
上げていたのかもしれないのに。
 
いままで無理強いしてたかな。
ごめんね。
 
 
 
完成を目指して
先へ、先へと進めていたときには
気づかなかった。
 
もっと生地の色合いや感触
一針ずつ縫う手応え
 
そういったものを
じっくり楽しめば良かったんだね。
 
生地と対話するように。
 
 
 
すぅーっとそう思えたら次の瞬間、
焦る必要がまったくないことに
気づきました。
 
焦って仕上げることないや。
縫っている最中の楽しみは今しかない。
 
縫うのが苦行になっては
本末転倒じゃないか。
 
当たり前なのにね(笑)。
いまごろ気づきました。
 
 
 
無理に進めなくてもいい。
 
じっくり楽しみながら続けた
結果として仕上がっている。
 
そういう順番でもいいなぁ、
なんて思いました。
 
 

 

みなさんも何か時間がかかることに

取り組んでいるかしらん?

 

プロセス自体も

いい時間になりますように。

 

 

 

明日は金曜日。

今日も一日お疲れ様でした。

 

 

 

カミヤカオリ

 

 

 

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