雪には・・・
ならなかったみたいですね@東京
どこかの瞬間で
雪だったのかもしれないけれど
「降ったなー!」
の感じにはなりませんでした。
ほっとするような
つまらないような(?)。
去年の秋
こうして雨が降ったり
雪がちらついてくると
東京はそろそろ春の兆し。
晴天続きの真冬が終わって
春がやってくる。
気温の上昇や日没の時刻よりも、
こうして空がゆるんでくると
「そろそろ春だな」
と待ち遠しい気持ちが強くなります。
みなさんは、春の訪れを
何で感じとっているかしらん?
梅、桜など花を
イメージする人も多いですかね。
春の花の代表、桜。
桜の季節はまだまだ先だけど、
『サクラサク』
で合格が表現されるのは今ごろよね。
春の訪れは
長い冬の期間を終えて
待っていた報せが届く
得たいものを掴む
いよいよ本番を迎える
など「始まる感じ」がありますよね。
一方、寒い冬の期間は
努力や忍耐、我慢、待機
不遇や逆風、
結果の出ないもどかしさ・・・
のようにたいへんなイメージ。
でも、たいへんではあるけれど
それと同時に「備え」を感じます。
ただ単にツライだけでなく
「始まり」があるがゆえの「備え」
そんな前向きな静けさを感じます。
実際の季節だけでなく
人生にも季節がありますよね。
一生涯を通しての季節もあれば、
数年ごとの季節もある。
いま、自分はどの季節だろうか。
春を迎えている人もいれば
冬を過ごしている人もいる。
どの季節にいるだろうか。
人生の季節の巡りのタイミングは
実際の季節と違って予測しにくいけれど
次はいつか巡ってくる。
もし、いま、冬にいて、
しんどい時期を過ごしている人が
「自分にも次の季節が巡ってくる」
と思うことで
何かしらの支えになるなら。
ちゃんと次の季節は巡ってくるよ、
と伝えたい。
雨が降って、
雪がちらつくと春になる。
東京の冬はこうやって終わります。
カミヤカオリ