今日で2020年の49週目が終わり
明日から50週目に入るらしい。
手帳によると。
おぉ。
もうあと３週間と＋αだね。
『与えなさい』
と耳にします。
得たければ
欲しいものがあるならば
先に与えなさい、と。
それでは、と張り切って
『無料〇〇プレゼント』
をするわけだけど、
それ、ほんとにそうなのかなぁ･･･？
などと思います。
あまりに文字通りすぎますよね？笑
確かに
無料のサービスをプレゼントするのは
冒頭の ”与える” が意味する
一部かもしれません。
でも、もしそれだけだとすると
なにかすっきりしない。
どこか納得しかねるところが
あるんですよね･･･。
与えるものは
何も金銭的なモノに限らない
そう思うからです。
もしも。
有形・無形にかかわらず
金銭に代替えできるものを
与え続けるのだとしたら、
いつかどこかで疲弊して
不公平感に怒りが湧くだろうと思います。
どう思います？？
起業当初、
この言葉の意味するところが
よく理解できていなくて、
文字通り？
無料のサービスをしなければダメだ
と思っていました。
ですが、人間ができていない私にとって
けっこうモヤモヤするんだ、これが(笑)。
でね、あれやこれや
多少なりとも経験を積むうちに
自分なりの解釈をするようになりました。
与えるっていっても
字義通りの与えるでなくてよいのだ、と。
で、行き着いた現時点での私なりの解釈は
『居場所を与える』です。
ここでの居場所とは
「私の存在を認めてくれる人がいる」
「私は大切にされるに値する人間だ」
「思いやりある暖かい対話ができる自分だ」
と感じてもらえるような
そういう場やかかわりが保証された場です。
これって、
誰にでもいつでもできるでしょう？
例えば、
すれ違う人に笑顔を向ける、とか。
職場の同僚に
敬意をもった話し方で接する、とか。
友人のSNS投稿に
気持ちや気分を汲んだコメントをする、とか。
お金もかからないし
手間もかからない。
その気になれば
いつでもどこでも誰にでも ”与え” られる。
こころの筋力は使うかもしれないけど
それは自分のメリットになるし。
私はね、そんなふうに
考えるようになったんですよね。
人と温かいかかわりをもつ。
安心してOKなんだと伝わるような
かかわりを続ける。
そういうことを
愛とか呼ぶ人もいるかもしれないけど
私は少し具体的なイメージになるよう
居場所って呼んでいます。
まぁ、実際には
うまくできないこともあるし
忘れちゃうこともあるけど
心がけとして
頭の隅に置くようにしています。
『与えなさい』
あなたは何をイメ―ジしますか？
何を与えたいですか？
・
・
・
考えましたか？笑
きっと自分でも気づかないうちに
多くのものを与えていると思います。
あなたの笑顔や笑い声
ユーモアのある発言
気の利いた行動
鋭い視点
思いやりのある眼差し
・
・
・
きっとすでに
たくさん与えているだろうと思います。
もしかしたら、
「もっと何かを与えなければ！」
なんて考えなくても
もう充分に
与えているのかもしれません。
強いていえば、
「自分らしくあること」
が結果的に一番
多くを与えることになるのかも。
なんて思ったり。ね。
『与えなさい』
何を与えるんだろう。
いろいろ考えられそうですね。
あなたらしい答えが見つかりますように。
カミヤカオリ