今日も暑くなりました＠東京
陽が落ちれば
過ごしやすいのは
さすがにまだ５月のせいかな。
過ごしやすいのは
さすがにまだ５月のせいかな。
助かりますね。
さてさて。
何かの出来事や
どこかの誰かや。
どこかの誰かや。
人は好むと好まざると
日々さまざまなものに出会って
自分なりに解釈しています。
日々さまざまなものに出会って
自分なりに解釈しています。
次々に出会う事象を
重要度によって
脳が情報処理している。
重要度によって
脳が情報処理している。
それはそれは
ものすごい量でしょう。
ものすごい量でしょう。
すごい量なので、
重要なことや
新奇なものでない限り
新奇なものでない限り
およそざっくり処理して
ひっかかることなく
どんどん流れ去っていく。
ひっかかることなく
どんどん流れ去っていく。
特に意識せずとも
そんなふうに
やり過ごしているでしょう。
やり過ごしているでしょう。
で。
重要なことや新奇なものは
自分なりの解釈＝分かった
と一応の納得感が得られるまで
と一応の納得感が得られるまで
「なんで？」
と情報処理を
少し丁寧に行います。
少し丁寧に行います。
たとえば。
交差点で信号待ちの歩行者達が
青になって一斉に歩き出す。
青になって一斉に歩き出す。
そんな時、
一人だけ歩き出さなかったら･･･
一人だけ歩き出さなかったら･･･
「ん？」
とその人を
振り返るかもしれません。
振り返るかもしれません。
そして、
「あ、スマホ見てて
信号が変わったのに
気づいてないのか」
信号が変わったのに
気づいてないのか」
と納得して
そこで情報処理は終了、
その人が自分に関係のある人
でない限り
でない限り
この出来事を思い出すことも
その後ないでしょう。
その後ないでしょう。
自分に必要な情報ではない
と判断されたのですね。
と判断されたのですね。
こんなふうに、
人は「分かった」と
納得してしまうと
納得してしまうと
それ以上深く理解しようとは
なかなか思えない
生き物なのかもしれません。
なかなか思えない
生き物なのかもしれません。
情報処理に必要なエネルギー補給？笑
ところで。
信号待ちで
SNS見てて気づき遅れた、
SNS見てて気づき遅れた、
程度のハナシなら
それでいいかもしれません。
それでいいかもしれません。
でも、もし、
大切な人が悩んでいたら･･･？
大切な人が悩んでいたら･･･？
何かに悩んでいて
話を聴いてほしい、と
望んでいるとしたら･･･？
話を聴いてほしい、と
望んでいるとしたら･･･？
その情報処理は
相当にパワーをかける
必要が出てくるでしょう。
相当にパワーをかける
必要が出てくるでしょう。
そう簡単には
「あ、そういうことなのね」
と ”分かったこと” には
ならないでしょう、おそらく。
ならないでしょう、おそらく。
それは、
人の ”分かった” には
人の ”分かった” には
さまざまな段階があると
私は考えているからです。
私は考えているからです。
まずは、
話の流れ、状況、登場人物などを
理解する段階がありますよね。
話の流れ、状況、登場人物などを
理解する段階がありますよね。
内容的な理解です。
他にも
その内容がなぜそう展開したのか
その内容がなぜそう展開したのか
ご本人が思う理由、原因を
理解する段階、
その人固有の
感じ方や考え方、意味付けを
理解する段階、、、
感じ方や考え方、意味付けを
理解する段階、、、
などさまざまあります。
しかし、集中した情報処理は
とてもパワーを使うし、
とてもパワーを使うし、
処理する脳のほうは
面倒くさがりですから、
面倒くさがりですから、
ほどほどのところで
勝手な解釈をしてしまう。
勝手な解釈をしてしまう。
本当には分かっていないのに
「あ、そういうことなのね」
と安易に分かったことに
してしまいがちです。
してしまいがちです。
これは致し方ない面もあります。
生きていれば
膨大な情報処理を求められます。
膨大な情報処理を求められます。
ある程度 ”効率的” にやらないと
へとへとになってしまいます。
へとへとになってしまいます。
だから通常は
ほどほどの情報処理
でOKなのですね。
ほどほどの情報処理
でOKなのですね。
脳の ”特性” が
そうさせてしまうのだから
致し方ないわけです。
そうさせてしまうのだから
致し方ないわけです。
われわれ
コーチやカウンセラーも
コーチやカウンセラーも
もちろん
普通の人間なので(笑)、
普通の人間なので(笑)、
ほどほどの情報処理で
普段は生きていますが、
普段は生きていますが、
ことセッションの間は
楽な情報処理
で済まそうとする脳に
お任せせずに
お任せせずに
ぐっと踏みとどまって
相手の話を
本当の意味で理解できるよう
パワーを注いでいます。
本当の意味で理解できるよう
パワーを注いでいます。
そういう訓練を受けていますし、
またその大切さも知っています。
またその大切さも知っています。
もし、
「聴いてほしいことがある」なら
ぜひ、お声がけください。
「聴いてほしいことがある」なら
ぜひ、お声がけください。
本当に話しきって
理解された、と感じたとき
理解された、と感じたとき
何をどうしていきたいか、は
ごく自然に見えてくる。
ごく自然に見えてくる。
自分の課題に取り組む勇気が
心の底から湧いてくる。
心の底から湧いてくる。
そんなことが
起こるのだと思います。
起こるのだと思います。
何をどうするか、は
話し尽くしてから。
話し尽くしてから。
まずは頭の中にある
ぐるぐるした思いを言葉にしてみる。
ぐるぐるした思いを言葉にしてみる。
そこから始めてみれば
今は嵐の中にいるように感じても
ちゃんと次が
見えてくるのだと思います。
お待ちしていますね。
カミヤカオリ
※2019年6月6日～6月9日の4日間は
学会参加のためお休みをいただきます。
ご不自由をおかけし申し訳ありません。
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