セミナーを重ねてきて思う夢のお話

金曜日、金曜日、きんようび～☆

一週間お疲れ様でした。

そろそろ
乾杯している人も
多い時間帯でしょうか。

週末、どうぞ
リラックスしてくださいね。

さてさて。

水曜日のセミナー終わって
ちょっと思ったことを。

今回は
心の防衛機制について
お勉強しました。

転移・逆転移のお話も
少し触れました。

クライアントへの理解を
深めるためのお勉強ですが、

この学びが
まったく自分と切り離されて

知識としてだけ蓄えられた、

とは考えにくい。

得た知識を元に

『･･･ということは
自分はどうなんだろう？』

と思うのが
多くの人の反応でしょう。

心理学の学びは
特にこういうことが
起こりやすい、

というか、
それの連続だし、

それ抜きで実践は
成り立たないといっても
言い過ぎではない、

と考えています。

『人の心の中で
こんなことが起こっていると
考えられています』

という学びをしていながら、

自分だけを例外として
クライアントに適用する、

とは実が伴わない
とも言えますよね。

ですから、

どんどん内省して

どんどん自分に対する
理解を深める

各自がそんな作業を

してくれていたなら、

今回のセミナーの
もう一つの柱の達成と言えます。

自分を振り返るとき、

きっといつもと
違う視点から切り込んだために

いつもと違う気づきが
得られることもあります。

いつもと違う気づきは
ちょっと痛みを
伴うかもしれない。

なんだかはっきりせず
いつまでもモヤモヤ
くすぶるもしれない。

日が経つにつれ
ずーーーんと重たくなっていくのを
感じるかもしれない。

そういう痛みを
自分のこととして体感する。

これがもう一歩深いところでの
クライアント理解へと繋がる。

心理学を知識として
勉強するだけなら
そんなことする必要はありません。

でも、対人支援のツールとして
現場で使っていくのなら

自分の体験として
落とし込んでおく必要がある。

これがなかなかしんどい。

越えられない壁を
感じることもある。

そこをね、

ゆっくりでいいし、
ちょっとずつでいいから

自分なりに取り組んでいくと

よいと思います。

人と関わるというのは
やっぱり、
生半可じゃないのですよね。

分かっているのだけれど、
やっぱり、
分かっていない部分がある。

そんな思いを
行ったり来たりしながら

みんな少しずつ
人に向き合えるように
なっていくんだと思います。

私も今でも
自分に壁を感じますし

あぁ、ほんと向いてないな、
と落ち込むこともあります。

まぁ、それでも
ぼちぼち向き合っていくと

『おぉ、ここまで来たか』

というような景色が
見えることも、

たまに(笑)あります。

そういう自らの痛みを分け合える

”ホーム”のような場として、

このセミナーが
育っていくとよいなぁ、

なんて
思ったりもしています。

まぁ、夢です。

けっこうまじめな夢ですね。

カミヤカオリ

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