私が子どものころ、
家族みんなで外食をすることって
ほとんどありませんでした。
ファミリーレストラン
なるものが普及しはじめたころで、
そこにランチに行くのは
家族のお誕生日だけ
みたいな感じでした。
すごーくスペシャルだったのです。
普段の食卓でも
似たようなところがあって、
『スーパーのお惣菜』のたぐいが
テーブルにのった記憶もありません。
調理師かつ栄養士の母の
プライドでしょうか？笑
そういう子ども時代に
一度だけ『お弁当やさんのお弁当』を
オウチで食べたことがあります。
夕飯にお弁当を買ってきて
みんなで食べただけなんですが…
ものすごく印象深い出来事になりました。
今でも家族では
語り草になっているのです。
当時の我が家では
なにしろ大イベントでしたから(笑)。
大人になったいま、
いつでもどこでも
思いついた時に外食できます。
選り好みしなければ、
本当に24時間、
お弁当を買うなり
レストランに行くなりして
お腹を満たすことができます。
本当に便利です。
助けられることも多いです。
頼ることが普通になりすぎて、
もう、あの
『スペシャルなお弁当』
ではなくなってしまったけれど。
外食と中食の頻度を見直して
今から10年くらいの期間を
子どものころの頻度で過ごしたら
またあの『スペシャル』は
戻ってくるでしょうか？
うーん。
どうだろうな～。
ある程度は
再体験できるかもしれません。
新たな発見もあるかもしれません。
そもそも、
お弁当単独での味わいでは
ないのですよね。
何がそんなに
大事な記憶として残っているのか…
その事に気づけるかもしれません。
食卓の記憶。
みなさんにも
忘れられない食卓の記憶があるでしょうか？
泣いたり笑ったり
家族らしさの表れる食事のあれこれ。
なんだか、今日は
そんなことを考えちゃいました。
月曜日、お疲れ様でした。
カミヤカオリ
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