身体のサインが聞こえない人たち･･･アレキシソミア

あ～、お腹すいた、
早くオウチに帰りましょう～(笑)。

眠ることや、
ごはんを食べること。

こういう身体の基本の
調子はどうか。

ここは心の不調より
ずっと気づきやすいし
受け入れやすいから、

自分でもできるだけ気をつけると
よいですよ～、

なんて話をしました。

（記事）
→　『ストレスを感じていることに気づいていますか？身体からのサイン』

ただね。

頑張り屋さんと
自認する・他認？される人たちには

身体の不調すらも
気づきにくい、

ということがあります。

頑張る状態
無理する状態

が当たり前になって
いつも負荷がかかっていると

つらい状態が普通、

みたいになっちゃう。

そうすると、
身体の感覚もマヒするというか、

つらさをつらいと
感じにくくなってくる。

肩こりが慢性化して
痛みを感じなくなっちゃう、

みたいな感じでしょうか。

専門的には、
アレキシソミア
なんて呼んだりもする状態です。

これは、もちろん、
放っておくのはよろしくないです。

痛みやつらさって、そもそも

「そろそろストップ時ですよ」

というサインですものね。

それを無視しているのですから

いいわけありません。

心の不調を
予防したいと思ったら、

身体の不調も
一緒に予防していく、が

大事だと思っています。

その視点から言うと、
ちょっと言いづらいですが、

睡眠削って
朝まで頑張る、とか

食べまくって
ストレス解消する、とかね、

やっちゃいがちですが、
あまりうまいやり方ではないんです。

忙しい現代、
そういう時もありますが、
ものは程度次第。

習慣化したり、度を越えると
話は変わってきます。

頑張りすぎはつらい、
と感じるうちに、

食べ過ぎたあとは
やっぱりしんどいな、
と感じるうちに、

他の対処法やストレス解消法を
見つけてほしいな、と思います。

といっても、

自分がアレキシソミアかどうか？

それ自体が

「よくわからない」ですよね。

セッションでは

さまざまなことを語っていただきますが、

その時にまったくと言っていいほど

身体感覚の言葉が

出ない人がいらっしゃいます。

そんな時

「身体の感覚は

どんなふうでしたか（ですか）？」

などと問いかけて

身体からのサインに

目を向けていただくこともします。

折々そうすることで

「あ、こういうときに

私は身体のサインを無視しているのか」

と気づきも得られますし

そうやって立ち止まれば

身体の声に耳を傾ける

練習にもなります。

こんなふうに

私のセッションでは

クライアントさんの状態に合わせて

必要な問いかけをしたり、

語りをお願いしたり、と

一緒に一歩ずつ進んでいます。

私の場合はどうなんだろう？

と気になる方、

どうぞコンタクトくださいね。

知識と経験を

総動員して？一緒に

考えさせていただきます。

カミヤカオリ

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