お世辞や小さな嘘をやめる手始めとして、
『思っていないお世辞はいわない』
くらいから始めるのはどうでしょう?
という話をしました。
ご機嫌を損ねたくない相手と一緒にいるときとか、
誰かと仲のいいフリをしたいときとか、
そんな時には、お世辞も便利な道具ですが、
この道具にはあなどれない”副作用”がありますよね。
なんといっても、自分の気分が悪い。
誰しも経験があると思いますが。。。
思ってないことを言うわけだから
(そして、それが往々にして言いたくない相手だったりする!)
後になってどーーーぉんとお腹に響いてきたりします。
それが常態化すると、
そういう身体感覚(例えば、お腹の重み)が感じられなくなってくる。
感情が鈍磨してくるんですね。
ある意味、鈍磨してくる、というより
自らそれと気づかないうちに鈍磨させていく面もある。
そうなると、自分の本当の感情というのが
なかなか自分でもわからなくなる。
そんなややこしいことを自分で仕掛けた自覚もなければ、
分からない、ということが分からないから、
なかなか気づかない。
気づきかけても、自分に都合が悪いから、
なかなか受け入れにくい。
自分を知る、というのはこういうことを含みます。
自分がどういうときに、どう感じるか。
表面的にはこう感じているようで、その実は
別のこんな感情を覆い隠していることが多い、とか。
だから、こういう時にお世辞を言っちゃうのか、とか。
そんな自分の感じ方の仕組みを知っていくと
周りの見え方がすぅーーっと変わっていくことがあります。
カウンセリングでは、
あなたの"その感情"がどういうものなのか?を
言葉にしていきます。
それを繰り返すことで、
自分を守る都合の良い言葉のベールの下にある本当の気持ちや、
そう感じるようになった仕組みに気づいていきます。
体験セッションで感じてみてくださいね。
カミヤカオリ
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