何かを決断するときにカバーすべきポイント。
私は３つあると思っています。
３つ・・・３つの段階・・・のほうがぴったりかも。
考える時間
↓
選び取る勇気
↓
続ける根気
この３つの段階です。
決断とは、何を捨てて、何を選び取るか、を決めること。
だから、「決める瞬間」にどうしても力がかかってしまいがちなのではないかしらん。
だけど、本当に満足する決断っていうのは、「決める瞬間」の前に勝負がついている。
なぜか。
そもそも、何かを決断する=何かを選び取る、ということは瞬間の出来事ではなく、長期的な出来事だから。
まず、決める前に何を選び取るのか充分に考えていたほうがいいし、
その考えるのも漫然とではなく、価値観に基づいて考えていたほうが後でぶれにくい。
ということは、自分がどういう人間で、何を大切にしているか、を充分に知っていたほうが間違いがない。
これが第一段階。
第一段階で他人の思惑や、常識などではなく、自分の価値観で可能な限りの選択肢を検討する時間をとる。
その上で、『自分はこれを選び取る』と決断するのが第二段階。
ここで自分の本当の願いを押し殺して選択すると、後悔につながりやすいし、失敗もしやすい。
だから、ちょっと勇気を出して、本当に選びたいと思うものを選ぶことがとっても大切。
そして、最後に自分の選んだものを「正解」にするために、根気よく取り組み続けること。
これが最後の段階で、多くの人が途中で嫌になっちゃうところ(笑)。
迷いも出やすいし、投げ出したくなっちゃう時期。でも、ここで放り投げちゃうと、どんなに「正解」になるはずだった選択をしていても、すべては後悔することになってしまう。
そうなのです。
「決める瞬間」というのは、ただの種まきの段階なんだよね。
何かを決めるというのは、その前と後の間にスタート地点を設ける、これに決めました、と宣言する役目なだけで、結果が出るのはそのあと。
決めただけでは、選び取ったことにならない。
決めたあと、結果が出るまで根気強く取り組み続けることまでやって、ようやく選び取ったことになる。
そんなふうにね、私は考えてます。
何かを選び取る、って人生そのものを形づくることだな、なーんて思っています。
まぁ、そう一言でいっても、なかなかね～。
私もつまづきながらぼちぼちです(笑)。
カミヤカオリ