こんにちは、フリーランス英語講師のKです。
昨日、英単語には60万語もあると書きました。
なぜそれほど多いかというと、英語には類義語が多いからです。
たとえばhelpとaid。
どちらも「助け・援助」といった意味で使われますね。
このように似た(またはほとんど同じ)意味を表す単語が本当にたくさんあるので、その分単語全体のボリュームも大きくなっているんですね。
ではなぜ類義語が多くなったかというと、それは英語が歴史的に多言語を借用してきたからです。
英語は単一の言語として発展してきたのではなく、ラテン語、フランス語、ギリシャ語などの周辺言語から多くの言葉を取り入れながら成長してきました。
そのせいで、複数の異なる系統の言語から似たような意味の言葉をそれぞれ取り入れてしまったために、類義語が莫大に増えてしまったのです。
さきほどの例で言えばhelpは英語の本家と言えるゲルマン系の言葉ですが、aidはラテン系由来の言葉、という具合です。
なお、ゲルマン系の単語の方が庶民的で親しみやすく、逆に16世紀頃に英語に入ってきたラテン系の方が堅いイメージがあり、教養人などが好んで使う印象があります。
確かにaidよりもhelpの方が一般的ですね。
接尾辞などもはたらきは同じでも由来が異なるために複数存在してしまっていることがあります。
たとえば-nessという接尾辞はkindness「親切さ」のように名詞を作ります。
同様に、-ityという接尾辞もpossibility「可能性」のように名詞を作ります。
同じ名詞を作るなら接尾辞も一つに統一してくれたらありがたいですね。
でも残念ながらそうはなっていません。
-nessがゲルマン系由来であるのに対して、-ityはラテン系由来です。
やはり多言語からの借用によってこのように複数の同じはたらきを持つ接尾辞が登場してしまっているのです。
こういうことを考えるとき、なんだか面倒臭いなと思ってしまうのも当然です。
でもそれこそが英語の大きな特徴であり、個性でもあります。
英語は、それ自体がたくさんの言語を取り入れた国際色豊かな言語であって、それが今に至って国際語として世界中で使われているなんてちょっと面白いですよね。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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◎プロフィール◎
《経歴》
アメリカ・オレゴン州の高校を卒業
大学での専門は英米文学、英語学、英語教育学
現在フリーランスとして高等学校、予備校、企業等で教える英語講師
スカイプを利用した個人レッスンも随時行っています
《指導資格・受賞歴・実績等》
・中学校高等学校第一種教員免許(外国語【英語】)
・国際英語発音協会認定 【英語発音指導士】
・Advanced Certificate in TESOL(TESOL上級課程修了証)
※TESOLとは、英語を母語としない人に教えるための世界的に認知されている英語教授法です。
・Advanced Certificate in Teaching Japanese(日本語教授法上級課程修了証)
・IIBC AWARD OF EXCELLENCE(TOEIC4技能優秀賞) 2年連続受賞
・2016年度株式会社Y(予備校)講師新人賞受賞
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・書籍『英語のプロ300人に聞いた 日本人のための絶妙な言い回しフレーズブック』(2017 明日香出版社)(←クリック!)等
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