最近はトイレのほとんどが西洋式になったせいか
日本のトイレは奇麗になったと思う
座って真正面に貼り紙が目に入る
「きれいに使ってくださってありがとうございます。 管理人一同」
近くの県立公園のトイレも何時も奇麗に掃除がされている
県の管理室が清掃会社に発注して定期的に
清掃しているとずっと思っていた
私が一時認知症の方々が入所している
グループホームでアルバイトをしていた時
ボランティア希望で訪ねて来られた70代の女性が
「何々公園のトイレ掃除のボランティアもしているんですよ」
と言われた
その何々公園こそ、私の住んでいる近くの県立公園だった
時々、何気なく使わせてもらっていた
「きれいになった!」と思っていたトイレは
この人たちのボランティアさんによって
きれいさが保たれていたのだと知った
奇麗なトイレは汚したくないという意識が働く
トイレに入る度に「きれいにして下さって有難うございます」と
お礼を言うようになった
汚かった駅のトイレも最近気持ち良く使用できる
企業努力もあるのであろうが
日本人のきれい好きと倫理感が高まったのかもしれない
そして、日本人の「お天道様が見ておられる」という信仰心や
「他人の役に立ちたい」という魂の本質を考えるきっかけにもなった