みなさん、こんばんは。
今日も来てくれたのですね?

そんなに大吉のことが好きなのですか?
ありがとうございます。_(._.)_ 

まぁ、それは置いといて。
大吉は大学1年生の頃、北海道民でした。
しかも、「かにめし」で有名な長万部(おしゃまんべ)町という自然豊かなところに住んでいました。

大吉が入学した学部は少し変わっていて、1年生全員が長万部町にある大学の寮に住むのです。
2年生からは、千葉県野田市にある校舎で勉強します。
面白い試みだと思いました。

大吉は、面白そうなことが大好きです。
大学を選ぶにあたって、そのことが決め手の一つでした。
当時、まだ誕生したばかりの新しい学部でした。

ちなみに、大吉はその学部の2期生です。
大学の建物がものすごくお洒落で、テレビのコマーシャルにも使用されていました。
その敷地の一角に、寮が建っているのです。

大学に入学して開放感に溢れた若者たちが、ひとつ屋根の下で暮らすのです。
まぁ、いろんなことがありましたね。
大きい声では言えませんが。
今日は、その当時のことをお話してみたいと思います。

武道館での入学式の後、飛行機で北海道に移動するところから学生生活は始まります。
いや正確に言うと、入学式の途中で飛行場へと向かいました。
飛行機の時間に間に合わないからです。
北海道まで飛び、そこからはバスで大学まで移動しました。

寮は4人部屋でした。
そして、4つの部屋で1つのグループを形成していました。
つまり、16人で1グループですね。
各学科のバランスを考えて、グループがあらかじめ決められていました。

その日から、さっそく共同生活のスタートです。
いきなりですよ?
初めて会う人と、その日から1年間寝食を共にするのですよ?
今思うと、笑ってしまいます。

初対面の16人は、お互いの様子を探っているようでした。
最初が肝心ですからね。
初日で、およそのポジションが決まってしまうものです。
大吉も、もちろん慎重でしたね。
慣れない敬語なんかも使ったりしていました。

でも、そこは若さの特権とでも言いましょうか。
1週間もしないうちに、みんな平和に打ち解けていました。
さぁ、ここからがいよいよ楽しい大学生活の幕開けです。

というわけで、いきなり宴会をしました。
1年生ではありましたが、大吉も含めてみんな2浪はしていました。
ですので、未成年は一人もいませんでした。
ということにしておいてくださいね。(笑)

いくら酔っ払っても、そのまま寝てしまえばいいのです。
寮ですからね。

その日はみんな、ネジがブッ飛んでいました。
何を思ったか、頭から日本酒をかぶる者もいました。
ほぼ全裸になる強者もいました。
大吉ではありませんよ?

造り酒屋の跡取りがいて、実家から山のように高級な日本酒を送ってもらっていたのです。
今思うと、もったいないことをしましたね。
でも、勢いに乗った若者を止めることは誰も出来ません。
って言うか、全員壊れていました。

気がつくと、一人いません。
みんなで探しに行きました。
すると、なにやらトイレの方から声が聞こえてきます。
その時、彼が発した言葉は一生忘れないでしょう。

「ここから出してくれ!」

みんな、唖然としています。
状況が全く把握できませんでした。
どうやら、彼はトイレで迷子になったようです。

「出口がわからねえ!」

とも喚いていました。

「とにかく、カギを開けろ!」

と大吉は冷静に伝えました。

「わかった!」

と彼から返事がありました。
そして、「カチャカチャ」とカギを開ける音が聞こえてきました。
これで、ようやく解決だなと思いました。

しかし、一向に扉が開きません。
中から、

「ダメだ、開かねえよ。」

と消え入りそうな声が聞こえます。
これまた、全く意味不明でした。
開かないわけがありませんからね。

もう、最終手段しかありません。

「上から覗くぞ!」

と大吉は彼に伝えました。

「頼む!」

との返事をもらったので、扉によじ登って中の様子を見ました。
その光景も、一生忘れることはないでしょう。

彼は一生懸命、トイレットペーパーホルダーを「カチャカチャ」と左右に動かしていました。
開くわけがありません。
今でも、思い出すと笑ってしまいます。
ちなみに、実話です。

長万部でのネタは、実はたくさんあります。
またそのうち、お話したいと思います。

みなさんは、どんな青春時代を過ごしましたか?
機会がありましたら、ぜひ教えてくださいね。


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