不登校生は勉強しようと思ってもできない
~不登校生の勉強5~



今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。


不登校の子ども達が勉強を始めるときのことを、先日よりお話させていただいています。


頭の元気や自分を大切にするという観点から、勉強は続けて欲しい、わかるところまで遡って、しかも、基本から丁寧に勉強することで、しっかりと学ぶことができることをお伝えしてきました。

ところが、それでも、なかなか勉強する気にはならないこともお伝えしました。


勉強が遅れることが子どももご家族も不安でありながら、勉強に向かえないのかということについて、昨日は

・心身の疲労
・勉強する意義を見出せない

ということがあるのではないかと、お伝えしました。

今日もこの続きを考えてみたいと思います。


勉強する気にはならないと思いながら、いざ、勉強を始めようと思ったときに、子ども達がやる気をなくすことがあります。

その理由を考えてみたいと思います。


一つは、「学習習慣がない」ことではないかと思いますが、どう思われますでしょうか。


学校に行けなくなり、勉強しなければならないことも、宿題も、テストもない中で、生活リズムが崩れ、定期的に勉強する習慣は完全に失われています。

それで、いざ、勉強しようと思っても、ちょっとやっては、やはり疲れてやめてしまいます。

そこで、また、自信を無くして、そうそうに勉強することからリタイアしてしまうことになります。


そこにもってきて、「学習方法がわからない」ことが有ると思います。

一体、何をどうしていいかわからないと思うのです。

勉強をしようと思っても、何から始めていいか、どこから始めたらいいか、何を使って、どうしたらいいか、、、、などと、考えることになり、それだけで嫌になって勉強することをやめてしまうことになります。


これでは、勉強をしようと思っても、できるはずがありません。

こんなことを、頭の中でぐるぐる考えているのです。


学校に行っていないことで生じる学習の遅れへの不安やりがあるにも関わらず、とても勉強が出来る状態ではないのです。

だからこそ、頭の元気は後回しになってしまうのです。

 

 

 

「フリースクール パーソナルアカデミー」の親の会