灘中、開成中などから、こんな子ども達が出て欲しい!
先日、映像授業を配信されている「学びエイド」の野田亮太先生から、ご連絡をいただきました。
野田先生は、予備校数学講師・大学進学アドバイザーとして講演等もされていらっしゃいます。
以前、私も講演をしていただいたことがありますが、とても丁寧でわかりやすいお話をしてくださるので、子ども達もご家族も、講演内容をとてもご理解をいただきました。
その野田先生から、「これはヤバいです!!」とご連絡をいただいたいのです。
それが、こちら
10代の少女2人が「ピタゴラスの定理」の全く新しい証明をした、というのです。
「ピタゴラスの定理」は日本では中学3年生の数学の教科書に「三平方の定理」として出てきます。
もう2500年前に証明され、それからも、いろいろな証明方法が発見されてきたのですが、そのどれとも違う、全く新しい証明をアメリカの10代の少女2人が発見したというのです。
この証明、私も記事を全部読んで、こんな方法があるのかと驚きました。
それを、さすが予備校の数学の先生です。
野田先生がわかりやすく、丁寧に解説してくださっています。
数学が苦手な方にとっては、何を言っているのかわからないかもしれません。
また、高校数学の数3の無限等比級数がわからないと、わかりにくいところもあるかもしれませんが、そこはそうなると思ってご覧いただければと思います。
それにしても、これをアメリカの10代の2人の少女が発見したというのですから、驚きです。
日本の難関中学・高校の灘、開成、筑波大附属駒場、などの学校から、こんな世界的発見をする若者が出てきて欲しいなと思います。
こんなことを考えることがあって欲しいな、そんな高校生だったら面白いな、と思うのです。
受験のためだけに勉強するなんて、つまらないと思うのです。
もちろん、受験のための勉強もとても大切です。
でも、せっかく学んだことを、どうしたら証明できるか、とか、なぜそのことが正しいと言えるのか、というような疑問から、深めていってくれたら、すごくいいなと思いました。
日本の若者が、こういうことを面白がってくれるようにしていくのも、私たちの仕事だなと、あらためて思いました。
谷 圭祐
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