結婚てなんなんだろうー


一番わかってるのは

結婚て人間がつくった制度だってこと

結局、動物としては

きっと自然な形じゃないんだよねー

 

江戸時代のことはよくわからないけど

明治以降、家制度とかで

法律で人を縛るようになったってこと

 

江戸時代も三下り半ってあったけど
あれは、追い出す、ものではなくて

この人は晴れてフリーですよ、

新たに結婚できますよっていう

元婚家または元夫からの

フリー宣言の応援証明書みたいなもの

だったとか・・・

 

ま、明治になってから

色々江戸時代のことを悪くとるように

例えば西洋に遅れをとる文明だった、とか、さ
そういう曲げれた歴史になってけど

江戸時代

結構、男女のことは結婚も

かなりおおらかだったと言われているよねー

 

突き詰めれば

子どもを育てるのはある意味大変だから、

その養育の保証に夫婦関係を法律で縛る

って感じ、だよね。
男の人も自分の遺伝子が継承されることを

担保したい。

お金が沢山ある人なら

何人でも養えるわけだから

妻は一人でなくても、何人でも良いわけで・・・

結婚制度で、1対1にしちゃうから
浮気した、とかで裏切られたーーって思うんだよなあ


時代が違えば、1対1ってことないし。
人間が創った制度なんだから、

縛られることないよね。

離婚がイメージ悪かった時代もあったけど

だいぶ自由になってきて、よかったよ。


シバリがあった方が
あるがゆえに

色々、おもしろいこともあるけどさ
引き換えに、安心もあるけど、さ。
 

平安時代は通い婚だし

何人も奥さんいたし。
気持ちが離れて
通ってきてもらえなくなった女の
和歌とかたくさんあるし。

ああ、でも、あの蜻蛉日記だっけ?

あれ、読んで驚いたんだよねー

約1000年位前の作品で

「女の嫉妬」

今と何ら変わりない。

進歩なし!ってのが

オドロキだったなあー


こーんな昔から同じ感情が存在してたんだーって

なんか驚いたよね。


源氏物語は「あさきゆめみし」で読んで

漫画だったから、

そこまで伝わったこなかったのかもしれないが

作者の視点もちがったから、しょうがないか・・・

 

蜻蛉日記は嫉妬する妻から見た景色

「浮気ばかりする夫に悩みながらも

夫との愛情を回顧しながら書いちょっぴり複雑な・・・」
と現代訳の解説にある。

 

確か夫は藤原兼家

なんか聞いたことある。

歴史に名を残してるよね。

ひょうきんぽかったし

妻の家に来て、

女房を笑わせたりしてユーモアもあったみたいで
色々と機転が利いた人なのではなかったのかなあ

政治的にもやり手、というか・・・
モテてもいたに違いない。

当時は歌が詠めるのがモテ条件の一つだったから

歌も詠めたのか?
モテたってことは、かなり、だよねー

 

そこへいくと、作者の藤原道綱母
まさか後世に残るなんて思ってないから

正直に自分の気持ちを書き記して

お蔭様で気持ちが私達にも伝わるわけだけどさ

 

かわいくないんだよねー
プライド?
愛を取り戻したいあまりに
嫉妬で

意地悪してさ
待ち望んでいた訪問があっても

戸を叩かれているのに

開けない、とか、


だめや~ん!

かわいくない

これじゃ、冷め始めた気持ちが

益々冷めるのは当たり前

1000年も前の人も同じ気持ちを

つかってたんかーい!

と発見して、ほんとビックリだったよねー

 

人として、進化しとらんやーん


ま、他人のことだからよくわかるってだけ。

 

過ぎたことだからよくわかる

 

嫉妬は身を亡ぼす

良く言ったものだわ

 

もう一度同じことが
自分の身に起こったとしたら

今度は上手く対処したいものだけど・・・

 

上手く出来るか自信ない
 

自分に確固たる信念がないとねー

特に気持ちが自分から離れて行く・・・と

感じたら、どう反応するだろうか?

所有していたものを失う寂しさ?

いや、所有、と思うところが、元々まちがってるんだけど

 

1対1の結婚制度に入っちゃうと

勘違いするよねー

 

通い婚で何人も女の人がいるのも当然で
妻のランクも存在してい平安時代でも
嫉妬の感情があるんだから

 

妻はあなた一人ですよ、と保障されたら

そりゃ、勘違いするわ
自分のもの、みたいな気持ちになる

でも気持ち、というか心は

コロコロ変わるからココロと言うのだ

 

変わるものを固定して変化しないようにしよう

とするのが、そもそも間違ってるんだろうなあ

 

でも制度ができたのは、

やはり、必要だから出来たわけだし

今も必要だから存続している

縄文の頃は
父親は重要視されていなかったんだって

村全員で子育てをしていたらしい

女性も気に入った人と気持ちにまかせていたそう

だいたいにおいて「所有」の概念がそもそもなかったらしい


これは未開の遅れている文明、なのではない、というのが
最近の解釈らしい

戦争が1万6000年位ずっとなかった平和な文明だった

 

今 私は

結婚制度と法律の御蔭様で

遺族年金があって

生活できているので

制度と法律には感謝、なのだけど

 

再婚は考えないの?とか言われて

とーんでもありません!!!

ご飯作ったり洗濯したり

人のための日常生活、もはや、やりたくない

自分一人のため、も、面倒くさいのにーー

いや、逆に私なんかは

自分のためには動けないけど

人のため、と思えば動けるのかもしれない
のだけど・・・

 

でも、第一、法律的にややこしくなるのがイヤだわ

それこそ、所有の概念から来てる考えだけどね。

 

お金がある人であっても

ボーイフレンドならいいけど

結婚は考えられない

そう、主人以外の人と結婚したくない

 

む?
結婚に、なにか、特別視があるな?
主人に対して、か?

 

なんかエネルギー要る感じが

すでに面倒くさい
とは感じてる

 

「恋」でもすれば エネルギーも

この歳でも自然にわいてくる

のかもしれないけれど

 

パートナーがいないのは寂しいけれど

感動を分かち合える身近な人がいない

のは寂しいけれど

温もりが欲しいことも確かにあるけれど

 

やはり、結婚は面倒なシステムだよな

 

経験したから言える

結婚生活、経験出来て良かったよ