第千七回:つるこう(2019-089) | 竹井邦明 公式味噌煮込みうどんブログ

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あちらこちらで食べ歩いた味噌煮込みうどんの話を書いていくという、下らないウェブログです。

西尾で味噌煮込みを食べた後、そのまま折り返して名古屋に戻り、馬券を買うために大須に出向く。雨だというのに、相変わらずの人手。
さて、大須まで来て、そんなに遠くない場所に日曜日が定休日のうどん居酒屋がある事を思い出す。今日は土曜日。念のため、お店の前まで行くと、当たり前だがランチ営業をしている。これも何かの縁。思い切って入ってみる事にした。

愛知県名古屋市中区の「つるこう」にて。
本日の二杯目は、繁華街とビジネス街の狭間にある居酒屋の雰囲気が色濃いうどん屋にて。
なお、オーダーしたのは「八丁味噌煮込ランチ」(笑)。

名古屋市営地下鉄の東山線と鶴舞線が接続する伏見駅からは南東へ、名城線の矢場町駅からは北西へ、それぞれ700mばかり。名古屋の中心部にある、飲食店が建ち並ぶ繁華街の中にある、雑居ビルの二階に位置する居酒屋だが、うどんをメインに据えた居酒屋というのが珍しい。店内は、入口すぐにカウンター席があり、その横にはテーブル席、奥には座敷席がある。見るからに居酒屋的な席の配置。店内は少し暗めの照明。
さて、好きな麺類一つに、「おばんざい食べ放題」が付いてくるランチ。カウンター席を半分潰して置かれているおかずやご飯類は食べ放題。という事で、もやしのナムル、切り干し大根、インゲンの和え物、手羽先唐揚げ、そして土鍋ごはん(五目ご飯)を選択。そうこうする内に、土鍋に入った味噌煮込みが運ばれてきた。やや大きめの土鍋に入った味噌煮込みは、標準的な量よりは少し少ない気がする。八丁味噌を使っているが、こってりとした濃度は感じられず、サラッとしたタイプ。だが、味の輪郭ははっきりしていて、やや辛めの味付け。麺は平打ちの煮込み専用。太さ自体もかなりあるので、コシも歯応えも十分。
さて、おばんざいだが10種類以上のメニューから好きな物を選べるので、そもそも自分の好きな物を選んでいるし、味そのものも美味しい。五目ご飯もしっかりとした味付け。そして食後には、ミルクココアプリンがデザートとして提供される。

この内容で1,000円。これで満点を出さないとしたらバチが当たります。量だけでなく、味も文句なしです。
たまたま土曜日も営業していますが、この破格のサービスを提供しているのは、平日の昼間に勤め人が集うからでしょう。都会で働くのは大変だと思いますが、同時に羨ましく感じる一瞬でした。
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