第九百六十四回:御園(2019-046) | 竹井邦明 公式味噌煮込みうどんブログ

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平成30年度の仕事は今日で終わり。全てをこなせた訳ではないが、片付けられる見込みが立ったので、定時で仕事を終えて京都から名古屋へ。
三重県内の新名神が開通して以降、愛知県までは実にスムースに移動可能。名古屋の一歩手前で営業時間が分からないお店を狙ってみるが、ここは空振り。仕方ないので、名古屋市内まで移動して確実に営業しているお店へ。因みに通年提供だが、日曜が定休日。

愛知県名古屋市西区の「御園」にて。
寒さが和らいだ春の夜に、それとは関係なく頂く一杯。

名古屋市営地下鉄鶴舞線の庄内緑地公園駅から、北に300mばかり。表通りからは入り込んだ住宅街の中に、やや小ぶりな店舗兼住宅を構える。近隣住民以外に知られるには難しいロケーション。店内には座敷席とテーブル席。メニューを見ると、麺類を中心に定食類も充実している。
味噌煮込み定食のオーダーから提供までに10分ちょっと。テレビから流れる中日の開幕戦を眺めていると、定食が運ばれてきた。土鍋に入った味噌煮込みは、台の上に載せられている。中を見ると、ワカメが土鍋中に散った状態。先に回収しようにも、こうなると手遅れ。おつゆに磯の香りが漂う。そのおつゆは、かなり甘めで濃度は高めの赤味噌仕立て。基本のバランスは良い。麺は煮込み専用で、恐らく手打ち。太さはマチマチだが少し細めの麺が多い。割とコシはしっかりしている。なお、定食には天盛りとして、さやえんどう、椎茸、茄子、エノキ、ししゃも、南瓜、そして。海老の天麩羅が天つゆ付で添えられる。カラッとした感じはやや乏しいが、これだけ量があればそれだけでも満足。

ワカメについては正直不満がありますが、それ以外の部分についてはコストパフォーマンスに優れていて、十分に満足出来る内容でした。
だからこそ、あのワカメが…。
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