第九百五十七回:更科(2019-039) | 竹井邦明 公式味噌煮込みうどんブログ

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あちらこちらで食べ歩いた味噌煮込みうどんの話を書いていくという、下らないウェブログです。

ほぼ鈴鹿という場所にある四日市のお店で味噌煮込みを食べた後、もう一杯四日市で食べようとしたが、営業時間内のはずなのに暖簾がしまわれていて空振り。そうこうする内に桑名での所用の時間となってしまった。

さて、今日は母が終日外出なので、夕食も調達する必要がある。桑名からの帰り道、弥富から伊勢湾岸道を使って一気に豊明までワープし、そのまま刈谷へ。一つ空振りの後、住宅に紛れて立地する蕎麦がメインのお店に入る。



愛知県刈谷市の「更科」にて。

本日の二杯目は、見た目からは少しお高そうな雰囲気にも感じるお店にて。

なお、「味噌煮込みうどんセット」を注文。名前はお値打ちそうな「セット」となっているが、うどんにご飯と天盛りがセットになっている豪華版。たまには贅沢をしたい。



最寄り駅は名鉄三河線の小垣江(おがきえ)で、駅からは真東に1kmばかり。住宅街の中を走り抜ける片側一車線の道路に面して、少し大きめの自宅兼店舗を構えている。店内は、仕切りのある半個室風の座敷席がメインで、隅にテーブル席が2卓。店内の配置からも、家族連れが落ち着いて食事を楽しむ場所という雰囲気が強い。

さて、17時15分頃に入店すると、女将さんから「作る人が外から戻って来ないから、ちょっと待ってもらうけどいいかな?」との声が。急いでいる訳でもないので、大した問題ではない。結局、調理開始までに10分ばかり待ち、そこから更に10分強待ち、25分弱の待ち時間で味噌煮込みが登場。土鍋に入った味噌煮込みは、比較的シンプルな一杯。麺は煮込み専用の硬いタイプではない。割と太めの仕立て具合だが、コシはあまり感じない。おつゆは豆味噌を使っている。出汁は少し甘めだが、濃度はあまり高くない。

なお、天盛りの内容は海老が二本、椎茸、大葉、海苔、南瓜、茄子、エノキのかき揚げと豪華版。どれもサックリと揚がっていて美味。セットにして良かった。



味噌煮込みには強いインパクトはありませんが、天麩羅によって評価は底上げされると思います。

兎にも角にものんびりした雰囲気のお店で、外観からは少し高そうな印象を受けましたが、そんな事はありませんでした。たかだか10分くらい、いつでも気長に待てるような、そんな穏やかな毎日を過ごしたいものです。


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