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小さいものを集めることが好きです。いつのまにか記念貨幣の収集がメインとなりました。それらを手にして思うところをブログにしております。どうか最後までお読みいただければ幸いです。
今日は、ハンガリー(当時はオーストリア=ハンガリー帝国)において王立音楽院の設立に向けて、リストが総長に任命された日(1875年3月21日)です。
そこは、後にリストの名前をつけたリスト・フェレンツ音楽大学(日本では「リスト音楽院」の名前のほうで有名ですが)となりました。
それから125年を経て記念貨幣が発行されていました。これは音大の大型銀貨とも言えます。
ハンガリー リスト・フィレンツェ音楽大学(リスト音楽院)
125年記念銀貨 3000フォロント 2000年
MAGYAR KÖZTÁRSASÁG(ハンガリー共和国)
3000 FORINT
BP. 2000
中央にリストの肖像
反対側です
125 ÉVES A LISZT FERECE ZENEMŰVÉSZETI EGYETEM
(リスト・フィレンツェ音楽芸術大学125年記念)
中央にリスト・フィレンツェ大学の校舎
正面玄関の上部にリスト像があります
直径 38.61mm 量目 31.46g 素材Ag925
状態 Proof 発行枚数6,000枚(内Proof/3,000枚)
造幣局 BP(ブダペスト)
縁にギザ
「リサイタル」を始めたリストのコンサートは常に満席、よって莫大な収入があったはずが彼は蓄財にはまったく興味がなかったようで他の音楽家への援助は惜しみなく、弟子たちからも授業料は取らなかったとか。
演奏活動にとどまらない音楽の教育にも大きな貢献をしたリストの名前を配した音大の創立記念貨幣でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考までに過去記事で紹介したリストの記念貨幣です。
ハンガリー 没後50年2ペンゴ銀貨
1936年
リストの肖像で初めての記念貨幣
ドイツ 生誕200年10ユーロ銀貨
2011年
縁には
GÉNIE OBLIGE の陰刻があります