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子どもの頃から小さいものを趣味で集めてきました。それはやがて記念貨幣が中心となりました。

集めたものを眺めて思うところをブログにしております。どうか最後までお読みいただければ幸いです。

 

今年7月からお札のデザインが変更になるそうです。

そのうち1万円札の肖像は渋沢栄一とか。

渋沢栄一(1840年3月16日~1931年11月11日)は今日が生誕日です。

今回は渋沢栄一の記念銀貨を紹介します。

 

 

 

地方自治法施行60周年記念貨幣 埼玉県1000円銀貨

図案は渋沢栄一と時の鐘

 

裏側です

図案は雪月花

 

直径 40.00mm  量目 31.1g  素材 Ag1000

状態 Proof  発行枚数100,000枚 発行 平成26年

縁にギザあり

 

渋沢栄一の新しいお札を模したハンカチがありました

 

広げるとお札の裏表になります(185mm×185mm)

(念のため画像を一部加工しました)

 

 

 

誰かの肖像がお札の図柄に選ばれる条件は、その人の業績が著名であって緻密な肖像画が存在していることであるとかを聞いたことがあります。

 

ですから渋沢栄一が選ばれたのは、彼が「日本近代社会の創造者」とか呼ばれていることが大きな理由なのではないかと思います。

 

 

 

渋沢栄一はもともと武蔵国榛沢郡(埼玉県深谷市)の豪農の出身で、一橋慶喜の家臣になった後、明治政府大蔵省で財政・金融のみならずあらゆる制度の確立整備にかかわることになったものの33歳で民間経済人に転じた後、第一国立銀行などの500にものぼる会社や団体を設立と経営で、「日本資本主義の父」とも称せられるみたいです。

 

金融機関への関与の多さから金融業が資本主義経済の柱であるとの信念があったようで、短いながらもフランス滞在の影響を受け銀行と鉄道の重要性を認識していたとか。

 

渋沢栄一はこうしてみると、若いころの尊王攘夷思想から開国派へ、幕臣から新政府官吏、そして民間経営者へ。変わり身に早さとその大きな実績には驚くばかりの人物です。

新しい紙幣を早く手にしてそれにあやかりたいものです。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

参考文献 「渋沢栄一」橘木俊詔 平凡社新書