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資金不足なコレクターです。主に貨幣を中心に収集しております。それを手にして思うところをブログにしております。どうか最後までお読みいただければ幸いです。
フランツ・リスト( Franz Liszt、もしくはLiszt Ferenc /1811年10月22日~1886年7月31日)は137年前の7月31日に亡くなりました。
今回はこのリストの没後記念貨幣を紹介します。
ハンガリー フランツ・リスト没後50年 2ペンゴ銀貨 1936年
中央にはリストの肖像
LISZT FERENC A NAGY MAGYAR ZENEKÖLTŐ EMLÉKÉRE
(フランツ・リスト 偉大なハンガリー音楽教師を記念して)
BERÁN L.
1811-1886
リストは74歳で亡くなっていますのでこの肖像は晩年のものだと思います。後述のように若い寵児時代の肖像ならもっとよかったのですが。
反対側です
ハンガリー国章
MAGYAR KIRÁLYSÁG (ハンガリー王国)
1936 BP. (1936年 ミントマークBP/ブタペスト)
2 PENGŐ
直径 27mm 量目 10g 素材Ag640
状態 VF+ 発行枚数 200,000枚
縁の陰刻は紋様が
リストはハンガリー語のできないドイツ人でしたが、ハンガリー王国(当時はオーストラリア帝国内)に生まれました。リスト自身もハンガリーに強い愛着を持っていたことからハンガリーの音楽家と認識されていて記念貨幣もハンガリーから出されました。
「ピアノの魔術師」と呼ばれるほどのロマンティックな技術と派手なパフォーマンス、かつおそらく史上最も容姿にも恵まれた作曲家だったのでしょう。リストが泊まったホテルのバスタブの残り湯を飲んだファンもいたとか。
一方で、彼は蓄財に興味がなく、コンサートの利益は惜しみなく弟子や他の音楽家の援助にまわすなどして音楽教育にも大きく貢献したようです。このことが貨幣の銘文にも表現されているのだと思います。
ジブリ映画の新作を見てきました。
(映画のパンフレットより)
難解な映画でした。
上のポスター(パンフレット)の意味が分かったぐらいしか。それとエンドロールの声優の名前を見て驚いたという程度しか書けないのが正直なところです。
今の時点で絶賛公開中ですのでネタバレ感想はもう少し時間が経過してからと思っていたのですが、結局わからないことだらけなので(たぶん最後までわからない)、見たよという意味でここに載せました。展開はおもしろかったです。
う~ん、なんとなくジブリ映画の総まとめな的な印象です。
主人公が若いころの母に会うというストーリーは、ジブリ「思い出のマーニー」の主人公が時空を超えて祖母と出会ったという展開を思い出しました。そうするとこの映画は、子を想う母と母を想う子の物語なのかなとも。
最後までお読みいただきありがとうございました。
リストの逸話については、「美貌のひと」中野京子 PHP新書 を参考にしています。