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今日は3月1日。ショパン( Frédéric Chopin/ 1810年3月1日~1849年10月17日(生年月日については1809年とか、2月22日であるとか諸説あります)

の生誕日です。

 

いつもありがとうございます。

今回はショパンの記念貨幣を紹介します。

ショパンの記念貨幣は、出身地であるポーランドにおいて幾度か発行がありましたが、こちらのは活躍地フランス発行の記念貨幣です。

 

 

 

フランス ショパン生誕195年 1 1/2ユーロ銀貨 2005年

左側にショパンの横顔 右にピアノの鍵盤

RF  FRÉDÉRIC CHOPIN    1810-1849

肖像の下はショパンのサイン

 

反対側です

左側の図柄はポーランドのワルシャワ・ワジェンキ公園内ショパンのモニュメント  右はピアノの鍵盤

1 1/2  EURO 

LIBERTÉ    ÉGALITÉ    FRATERNITÉ     2005

PARC ŁAZIENKI KRÓLEWSKIE, POLOGNE

 

直径 37mm  量目 22.2g  素材Ag900

状態 Proof   発行枚数 3,000枚  縁にギザなし

 

外箱です

 

貨幣を収納したケース

 

ケースを開けたところ

 

説明書の下にホルダーに入った貨幣がありました

 

 

コンサートではピアノを数台用意していたといわれるショパン。出身地ポーランドでの記念貨幣は多く、紙幣でも描かれていたこともありました。

 

一方、音楽家の記念貨幣の発行が少ないフランスですが、さすがにショパンの名声に押されてかこの記念貨幣が発行されました。

 

しかし、生誕195年という中途半端な数字の理由はよくわかりません。

 

これは、1949年のショパン没後100年第4回ショパン・コンクールの次、第5回が1955年なのでここから50年だからか、1990年と1995年にポーランドからショパン・コンクール記念貨幣が発行された10年後を受けてなのかとかと思ってます。違っていたら申し訳ございません。

 

 

 

参考までに、こちらは以前のブログに載せたポーランドの記念貨幣です。こちらでは病弱そうなショパンが描かれています。

 

 

話しはかわりますが、「タイタニック : ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター」見てきました。

2月10日から2週間だけの限定公開ということで、最終日にシネコンに行ってきました。25年ぶりにまた鑑賞ということで。

 

一番大きいスクリーンが満席!みんなハンカチ握りしめて準備してるし。若い人が多かったです。君たちは25年前は生まれてなかったよね。あるいは小学生だったかな?

(上は映画の広告用はがきの表)

 

人はなぜ、結末のわかっている映画を見にいこうとするのでしょうか。しかも悲劇、別離、惨劇ですよ。おまけに25年前の映画、かつ3時間超えを。そして、ポップコーン食べるのを忘れてまで見入ってしまうのはなぜ? 私もひとのこと言えませんけど、

 

絶望していた主人公のローズはタイタニックの船尾甲板でジャックと出会い、船首で生きる希望を見いだした。ここであの有名な手を広げるシーンがあって、、、。

しかし、やがて船は氷山に衝突。船尾にしがみついていた二人は沈没する船とともには海に投げ出される。

すぐに二人は再び水面に浮上するもローズだけが漂っていた板に乗る。ジャックは同じ板の縁につかまっただけだった。

これは二人乗ると沈んでしまうかもしれないと恐れたからではないでしょうか。(カルネアデスの舟板)

そして、「約束してほしい。生きて、、、。」と言い残したジャックだけが凍えて冷たい海に沈む。ここまでたった3日間の恋の物語。船尾で出会って船尾での別れ。

 

救助されたローズはその後、別の人と結婚して孫娘と生活するようになって映画最初の部分とリンクするわけですが。

なぜ結婚したかは、力尽きて沈む前のジャックが、結婚して子どもをつくって布団の上で死んでほしいみたいなことをローズに言ってましたから。

 

そして、生きて幸せになるという約束を守ったローズはその死の淵の中、蘇ったタイタニックの階段室でジャックと再会。

二回目の鑑賞で一番感動したのがここのシーンです。この海難事故で亡くなった一等船室や三等船室の客も皆いて一同の祝福の拍手の中でというのが。

エンドロールとともにテーマ曲 '' My Heart Will Go On (Love Theme from TITANIC) '' が流れて THE END。

 

史実の中に、あったかもしれない架空の物語の挿入。どの恋愛映画、スペクタクル映画やパニック映画にも引けを取らない、名作映画でした。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

映画感想の補足です。

アマチュア無線をやってる者として、興味深いシーンが後半にさしかかったところで1分ほどありました。

それは、やがて沈没すると確信した船長が無線室で遭難モールス信号の打電を指示するところです。(映画では最初の3文字のみのカット。遭難信号はCQDですが、史実ではこの後にSOSで始まる電文も送信したとか)

 

'' CQD CQD CQD DE MGY 41.46N 50.14W CQD ・・・ '' 

「遭難した、こちらはMGY(タイタニックのコールサイン)、北緯41度46分 西経50度14分 至急救助を求む・・・」と。

 

遭難信号送信とともに位置を知らせる花火を打ち上げるタイタニック号。近くにいたカルパチア号が救助にむかいましたが(このへんの描写は映画ではリアル)、残念ながらタイタニック号の救命ボートが足りず全員の救助には間に合わなかった。一方で、漂っていた救命ボートの人たちは救出されたわけで船舶無線普及のきっかけになったとされています。(参考Wikipedia)

こうしてみても、ずいぶん凝ったシナリオの映画でした。

 

最後に、ショパンの曲とともに、海難事故で亡くなった多くの人々に哀悼の意をささげます。