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映画「大コメ騒動」を見てきました。

この映画は、昨年2020年制作。富山県の各地をロケ地に選び、富山県出身の俳優を大勢起用するなどして、日本史教科書にも記載のある大正7年(1918年)富山県下新川郡魚津町「女一揆」を契機に「米騒動」が発生したことを題材にしています。

 

 

富山県のご当地映画ともいうべきものを見たわけですので、今回は地方自治法施行60周年記念貨幣シリーズのうち、

富山県500円バイカラークラッド貨です。

図案はおわら風の盆の女踊りと男踊り

 

裏側

 

直径 26.5mm  量目 7.1g  素材Cu750/Zn125/Ni125

バイカラー・クラッド貨幣  発行枚数 1,800,000枚

縁 異形斜めギザ、潜像等  状態 UNC(ケース入り)

発行日 平成23年(2011年)7月20日

 

今回のはカード型ケースに入ってます。(表)

 

(裏)

 

 

 

映画のパンフレットより

 

ここからは映画の感想となります。

実際に生じた大正7年の米騒動をコミカルに描いていました。

富山弁であるため、ちょっと台詞が解らなかった。一部は字幕が欲しかったところです。

出演者の顔はみな日焼けしていて、住まいとともに、上流階級(米屋、官憲)や知識階級(記者、教師)のそれらとの対比がよくできてました。

 

「難しいことを考えなければ」楽しめる映画でした。

 

 

第一次世界大戦期の日本は大戦特需で好景気にあり都市部では成金が生まれた、と教科書にはあります。そのように習いました。しかし、地方では格差が拡大して米の売り惜しみや買占めが横行し、庶民生活は大打撃を受けていたわけですね。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

<感想の追記>

難しいことを考えてみると、

国民皆保険、国民皆年金や各種社会保障制度と消費者保護制度がなかった時代を描いているわけですが、それを踏まえるといくつか特徴的な台詞がありました。格差拡大を招いている新型コロナウィルスがまん延している今においても、再考できる一コマだと思いました。

 

米屋の台詞:要約

「米が高ければ買わなければいい。こっちは商売でやってる。」

「貧乏なのは自分の責任だ。」

便乗値上げ擁護と格差容認論ともいえる当時の考え。これは公平で理解できる考えなのでしょうか。劇中では子どもがこれはおかしいと反論しているけれど。

 

「限られた選択肢しかない人間にとっては、自由市場はそれほど自由ではない。」「切羽詰まった人に法外な値を吹っ掛けるのは自発的取引ではなく強要である。」

「現在の高い経済的地位をもたらした初期財産が公正な分配の結果なのか。」

引用文献:「これから「正義」の話をしよう」 マイケル・サンデル 鬼澤忍訳 早川書房