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昨年、衛星放送で「ローマ法王になるまで」(原題"CHIAMATEMI FRANCESCO IL PAPA DELLA GENTE"イタリア映画;字幕)を見ました。

描かれていたのは、軍事独裁政権下の圧倒的絶望的な状況におかれたベルゴリオ神父(後のフランシスコ教皇)の半生でした。今、最も世界的に影響力のある方。対立と分断の嵐のなかで最もグローバルに、福音の喜びを説いておられる方が教皇になられるまでの激動の物語でした。

 

 

教皇さまがご来日されました。

テーマは「すべてのいのちを守るため"PROTECT ALL LIFE"」だそうです。

今回もたどたどしい文章になりますが最後までよろしくお願いいたします。

 

バチカン市国は通常貨とともに記念貨幣も発行しているようです。

 

その内の一つです。

2015年に発行された記念銀貨の表

銘文はラテン語で " FRANCISCVS PP. ANNO Ⅲ MMXV"

「フライシスコ教皇 2015年3月」

中央には教皇フランシスコさまの肖像

貨幣の右側5時のところには小さく"A. NAPOLIONE  PETRASSI INC"デザイナーのアントネッラ・ナポリオーネのことでしょう。

 

額面5ユーロ 重量18g 直径32mm 品位Ag925 状態Proof 

発行枚数6,499枚

 

この貨幣の裏側です。

イタリア語で

"CITTĀ DEL VATICANO 5 EURO "  「バチカン市 5ユーロ」

 

向かって左側の男は右側の男によってそれまで拘束されていた鎖から解き放たれ、二人向き合って抱擁する姿を。破壊された鎖は二人の足元に。この意味は貨幣を収めた外箱に書かれていました。

 

"XLVⅢ Giornata Mondiale della Pace"

「 第48回 世界平和の日」

"Non Più schiavi, ma fratelli"

「もはや奴隷ではなく兄弟姉妹として」

 

 

貨幣で描かれた鎖は、あらゆる種類の奴隷制(基本的な権利の侵害、自由と尊厳の抑圧も含めて)を象徴しているようです。

 

 

この外箱に描かれた聖下のお姿に魅了されてコイン屋さんから入手しました。鳥とお話しをされてるみたい。まるで"BROTHER SUN, SISTER MOON"のワン・シーンのよう。そしてその鳥は白い鳩。

 

 

 

 

 

中高はカトリック校だったので母校も参加してるのかなと。

便利な時代ですね。長崎の県営野球場のミサと東京ドームのミサもLIVE動画配信でみることができました。特に今日の東京ドームは神父さまの解説つきでした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回銘文翻訳に自信がありません。誤りがあればコメントで教えてください。