ども、石川です
今回は黒川さんのセリカのエンジン編です。
オリジナルのエンジンは内部の摩耗が進み、補給部品の廃版もあり修理書の基準値内で仕上げることが難しくなりました
その為、中古の別のエンジンをベースにリビルトして行きます。
中古のシリンダーブロックを洗浄して使用します
塗装完了!
ピストン・ピストンピン・コンロッド・コンロッドキャップ、この4点を個々に部品の重量を揃えます。
重量を計りながら文字や型段差などを削り、それでも足りなければ鋳肌をツルツルに削って行きます
で、すべての部品重量を揃えましたので組み立ててトータルで重量測定すると
惜しい!! 2番だけ0.1グラム軽くなっちゃった。
公差と言う事でこのまま行きます^^;
さぁ、腰下を組み立てて行きますよ!
この作業がとても楽しい。
NAエンジンはオイルジェットが無いのでクランクシャフトの取り付けからです
メタルは純正新品です。まだ廃版となっていないのが嬉しい。
ピストンも組付けます。メタルは純正流用品です
オイルポンプとリヤオイルシールリテーナーも新ガスケットで組付けます
オイルシール類も新品です
オイルストレーナーも洗浄済み。新しいガスケットが納期時間掛かりましたが廃版では無いようです。
新品ヘッドガスケットでヘッドを載せます
締め付けトルクはターボとほぼ同じですね
ウォーターポンプも新品に交換します
スパークプラグも交換します
バルブクリアランス調整は楽しい時間
こんなにあるのに一か所だけ数値が揃わず・・・基準値内ではあるんだけどね。
排気側の2番目用に一枚注文しました。
シムは一枚1,000円弱します、これが現金だったら金持ちやー(笑)
シムが届くのは年明けになりますので調整作業はいったん中断
ミッションとドッキングしたり補器類の復元作業を進めます。
完成お楽しみに―^-^y