万歩計で日々歩いた歩数を記録したり、
確認したり、
たくさん歩くとポイントを
もらえる自治体や健保や
保険会社の保険もありますね。

どうしても歩数で
比べがちですが、
どうせ歩くなら効果的に
歩きたいもの。

効果的に歩くには?と
見てみると、
どなたも言っていることは同じ、

「できるだけ速く歩くこと」

なのです。

速く歩いてるよっ、
こちとら埼玉県民です!
(PR Timesによると、
徒歩の平均歩行速度の速いのは
埼玉県、千葉県、神奈川県)

いやいやウォーキングは
高知県、大分県、富山県民が速いのだ!

と、ありますね。

東京近郊民の徒歩速度が
速いのは、
通勤通学時にのんびりして
いられない、という事情かも
しれません。

ただ、混んでいる通勤時に
大股で腕を振って歩くのは
難しそうです。
(やるのには勇気がいりますね)

速く歩くと何が良いのか。

歩幅が広くなり、
姿勢が良くなり、
リズムが良くなり、
腕を振りやすくなり、
顔がしっかり前を向き
効率が上がって疲れにくくなる。

股関節とハムストリングスが
よく利用されるのですね。

ジムにあるウォーキングマシン、
あれは足が後ろに引かれるので
歩くことができる仕組みに
なっています。

専門家は、

「歩くときは足から。
足を持ち上げて前に置くのではなく、
地面を後ろに押しのけること。

そして、下は見ない。
脳は見ている方向に行きたがる。」

と言います。

進化を研究する生物学者は
人間の「足の形」に
注目し続けてきました。

直立歩行に適した足の形、
足の指が短いから長く走れる、
また、
足の甲の横のアーチの
おかげで、
足を無理なく蹴り出せる
のです。

こうしてみると、
何気ない普段の行動にも、
歩くことひとつとっても
それに適した進化をしてきたのだな、
しみじみ足を見てしまうかも。

土踏まずと呼ばれる
縦アーチと連携して
人間の足は直立して
走ったりジャンプしたり
様々な動きができるのです。

さて、
運動によって脳は活性化し、
高齢になっても転倒リスクは減り、
認知症の予防も期待できます。

もう年だから、ではありません。

実験では、中高年にあたる
マウスを使ったところ、
(ヒトなら60〜90歳くらい)

運動に学び、遊び、仲間など
環境を整えると
脳が若返ることが判明しています。

まずは、バス停やスーパーに
行くときの歩く速さを変えて
みようかな、

そんなことからやってみましょうか。

大股だと歩数が減るかも?
でしたら、その分多く
歩けばいいだけ、ですよ。