本日の内容は
洗濯ブラザーズの著書
「間違いだらけの洗濯術」の
内容をもとにしております。

ご家庭や地域の状況によっては
必ずしも適切ではないと
思われるものも 
含まれておりますので
あらかじめご了承下さい。

  ※   ※   ※




家事は日々のもの、 
生きる根源であるのに、
きちんと体系立てて
教わることは殆どない。

学校で月に数時間習うものの
自分がそれを切り盛りするときには
すっかり忘れている。

結局我流でやっている
親の真似をしたり
機械に任せてこんなもんかな、と
やることも多いし 

実際それでそこまで
困らない。

ただ、その道のプロに
教えてもらうと
目からウロコだったり

生活の質が上がったり
コストが削減できたり。

中でも一番機械任せなのは、
洗濯かも。

メーカーの宣伝を見て、
節水、いいかも。
白くなるんだ、いいかも。
香りが続くんだ、いいかも。

ドラム式、良さそう。

この洗剤が安くなっているから
これでいいか。

自分の基準で考えて
選んでいるだろうか。

服は考えて選ぶのに、 
その服を長く大切にするための
洗濯に意識を向けたことは
あるだろうか。

この本の表紙を見ただけでも
ぎょっとするかもしれない。

まずはそう、
9割のものは家で洗えるのだ。

洗えないのは、素材が
水に耐えられないもの、
皮革、毛皮、レーヨン、キュプラ、
アセテートなどの半合成繊維、
光沢、シワ加工のもの。

それだけ。

ドライクリーニングは、
油性の溶剤で洗うため、
汗などの水性の汚れは落ちない。

クリーニング屋に水洗いを
頼むなら、家でもできるよ。

洗う前の洗濯物は
洗濯機に入れないで、
通気性のいいカゴに
入れておこう、
臭いのもとになるよ。

紫外線は肌を傷める。
紫外線は繊維を傷める。
つまり、日光のもとで
洗濯物を干すのは
いいことはない。

干し方の工夫と
サーキュレーターなどを
使って、部屋干しがおすすめ。

水の洗浄力は、凄い。

たっぷりの水で
洗濯物を泳がせるように
洗うのがよい。

実は洗濯に良いのは
二層式やタテ型。

水量を多くして、
弱アルカリ液体洗剤で
しっかりすすいで、
脱水時間は短めに。

先に水をため、
洗剤を入れて泡立たせてから
洗濯物を入れる。

順番を間違えないように。

ドラム式は水量を増やせないので、
一回の洗濯物の量を
減らそう。

洗剤と水を混ぜて入れよう。

洗う前に、洗剤と水を合わせたものを
汚れが気になるところに
スプレーでかける
プレウォッシュをするといいよ。

洗濯槽は必ずきれいに
しておこう。

正しく洗濯すれば 

クリーニング代は節約できるし
柔軟剤や漂白剤もいらないし
生乾き臭に悩まされることもなく
アイロンがけも楽になる。

大切な服も長持ちするし  
肌にも優しい仕上がりになる。

洗濯機の設定を自分流に
してみよう。

タテ型なら、洗いは8〜10分、
水量多めですすぎ2回、
脱水3〜5分。

ドラム式なら洗い20分、
注水すすぎ2回.
脱水3分。

風呂の残り湯は使わないでね。
洗剤の量を増やしても意味ないよ。

お気に入りの服を
きれいに長く着よう。

そして、これは無理だな、と
思うものや
大切な皮ジャンや
キラキラワンピース、
特別な素材は
迷わず
プロにお任せを。

(現在KindleUnlimitedで読めます。
詳しく知りたい方はどうぞ〜)