ホワイトデーに、
シャープなデザインの
最新日本上陸ブランドのお菓子を
渡されたら、
うーむ、デキるな。
と思われるかも。
かわいい花々に彩られた
包装紙の六花亭の
ホワイトチョコだったりしたら、
その人の優しさと穏やかさを
感じ取るのでは。
六花亭は、日本で初めて
ホワイトチョコを作った会社。
ココアバターから
褐色部分、苦味成分の
カカオマスを取り除いて
作るものがホワイトチョコレート。
開発したのはスイスのネスレ、
北海道の白いイメージから
作ることを決めたそう。
六花亭の基本方針は
「おいしいお菓子を作ろう
楽しいお買い物の店を作ろう
みんなのゆたかな生活を作ろう
そして成長しよう」
1933年に帯広に誕生し、
北海道から、会社は出ない。
それでも、知名度は全国規模、
北海道物産展で六花亭が
来ないなんて、論外。
ホワイトチョコを始め、
マルセイバターサンドに
ストロベリーチョコ、
バターケーキにキャラメル、
ビスケット。
北海道に行って、
六花亭の店舗に行けたら、
美味しくてきれいで
びっくりするくらい
良心的な価格の生ケーキに
さくさくパイに雪ん子チーズ、
コーヒーはサービスされて
その場で頂ける。
喫茶室に入ったら、
お食事もできるしパフェも
食べられる。
そんな六花亭は、
働く人にとってもホワイトで
あることで知られている。
有給休暇は、30年以上に渡って
全社員100%消化。
行きたいコースと目的を企画して
6人以上集まれば
会社が70%(年間20万円まで)を、
補助してくれる。
仕事も遊びも一生懸命、がモットー。
やりたいことがあったら、
2週間から2ヶ月の公休を取れる。
最優秀新人賞をもらったら
東京美食の旅、
最優秀社員賞なら
カナダにサーモンフィッシング。
社報は日刊で、すべての社員、
パート・アルバイトも
日々の気づきを発信して
トップに伝えることができる。
子弟のための返済不要の
奨学金制度も、
社内保育園もある。
また、広大な六花の森や
美術館、コンサートホールや
図書施設なども、運営する。
お菓子は文化のバロメーター、
お菓子を楽しめるということは
生活も地域も潤いがあるということ。
そしてもちろん、そんな企業を
支えていくには
日々の地道な仕事を
積み重ねていくことが大事。
これまで作り続けてきたお菓子を
これからもそのまま
安心して提供できるように、
そして六花亭にしか作れない
新しい美味しさを追究することも
忘れない。
六花亭の美味しさ、
もらうのを待つのではなく、
手に入れに行きましょうか。