1月11日はアスパラガスビスケットの日
だそうです。

ひそかに、それは先に11月11日を
ポッキーとプリッツに取られたからでは
ないかと疑念をいだいているのですが。

1968年生まれ、今年で55年目。

ギンビスという会社自体は、
1930年に墨田区で生まれ、
銀座に営業所を開設した後
「銀座」の「ビスケット」の
会社ということで
ギンビスコ、という商品を作り、
そののち社名もギンビスに
変更したのです。

1968年、丸や四角ではない
ビスケットを作ろう、と
考え出されたのが
アスパラガスビスケット。

これは、当時高級品だった
アスパラガスに形状が
似ているだけであり、
アスパラガスの粉末が入っているなどと
いうことはありません。

形に加えて、塩と胡麻という
味わい、堅めの食感も特徴ですね。

ちなみに、節は8個です、
お気付きになっていたでしょうか。

パッケージと味わいは
55年間ほぼ変えていないとのこと。

この形で、同じように焼き上げるというのは
実はなかなか難しいらしく、
それで、類似商品を
あまり見かけないのかも。

そして、ギンビスといえば、
謎の「モンドセレクション金賞受賞」
の表示です。

モンドセレクションとは、
ベルギーにある民間企業です。

商品の技術的水準を審査する会社で、
食品、飲料、化粧品、ワインなど
様々なものを取り扱っています。

出品者から商品が送られ、
審査員は
味覚、衛生、成分が表記通りか、
原材料、消費者への情報提供など
分野ごとに評価して
点数をつけるそう。

ちなみに、相対評価ではなく
絶対評価であるため、
金賞受賞ばかりでも嘘ではないし、
一番という証明でもありません。

最高金賞、金賞、銀賞、銅賞と 
あります。

(90%以上が銅賞以上をもらえますが、
応募者のレベルが高いというのが
同社の主張)

もともとは、日本のビスケットが
世界的に通用するのかということを
知りたかったため、
応募したそうです。

よくわからないけど
みんな知ってるモンドセレクションは
おそらくギンビスのおかげでしょう。

さて、そんなアスパラガスビスケットの
本日は、
「大収穫祭」と称して
Twitter、Instagramで
# アスパラガス収穫祭2023
として、投稿すると
抽選で商品をもらえるとのこと。

収穫の多い都道府県はどこか、
というランキングも
集計されます。

手も汚れず、作業中でも
気軽にお供になれる、
いつものアスパラガスビスケットを
収穫するのも良さそうです。