
いやはや、今年は暑かったですね。
もとい、まだ暑そうです。
こんな気候だと湯船につかるのも
暑くて、
シャワーだけでしたよ。
という方も少なくないかも。
とはいえ、朝晩は秋を感じるように
なってきたし、
場所によっては半袖では寒い気候の
ところもあるようです。
夏が過酷だった分、
秋になると頑張ってきた身体も
疲れが出るのか、
秋バテ経験者は7割に上るという
データもあります。
(なぜか調査元はセブン-イレブン)
身体を整えるには睡眠と食事ですが、
とりわけ睡眠改善には、
入浴が効果的。
とおっしゃるのは睡眠と入浴の
プロとして活躍されている
小林麻利子さん。
入浴法を変えてからとても調子が
いい、とご本人は語られ、
非常にお綺麗な方なので、
これは効果あり?と期待したくも
なります。
小林さんの著者から、
その秘訣を伺ってみましょう。
最重要項目は、
「40℃の湯船に15分浸かり、
そのまま寝室に向かい、眠りにつくこと」
です。
そして、状況により入浴と
身体の洗浄が大変、という方には
「分浴」をおすすめしています。
入浴を効果的に使えると
ぐっすり眠れる。
美肌、美髪になる。
冷え性が改善される。
むくみが取れる。
肩こり、腰痛改善。
風邪予防になる。
ストレス解消になる。
体臭を防ぐ。
そうで。おお、いいことしか
ないではないですか。
さて、これだ!とおっしゃる
「湯船に40℃15分浸かる。」
研究者の方々のデータにも
あるそうですが、
これが一番深部体温が上がり、
その後急激に下がって
熟睡できる温度と時間とのこと。
深部体温ってなんですか。
脳を含む、内臓の体温です。
皮膚温より0·5-1℃高いのです。
睡眠中は休むために体温を
下げてクールダウンします。
体温が上手く下がらないと
熟睡できないのですね。
おすすめの入浴法は以下の通り。
浴室に換気扇などの風は入れません。
まず、5分ほど軽く浸かる。
⬇️
洗髪
⬇️
15分浸かる
⬇️
身体を洗う
身体を拭く、ボディケアをするのは
浴室内がおすすめ。
その後水分を取り
(洗面所などに予め用意しておく)
髪を乾かし、スキンケアが終わったら
できるだけそのまま寝室に直行する。
リビングに行くとしても、
電気煌々、テレビ着いてる、
スマホいじる、なんてことのないように。
15分じっと浸かるなんて耐えられない。
ならば、工夫しましょ。
入浴剤入れたりアロマオイル垂らしたり
電気消してキャンドル使ったり。
(注意はしてね)
おすすめのBGMは「トロイメライ」
もしくは、好きな歌を熱唱したり、
湯船でストレッチしてみたり、
シャワーでマッサージしてみたり。
この時間にパックするのも超オススメ。
というのは、お風呂から上がると
乾燥しやすいのです。
ゆっくり湯船につかっているときに
保湿するのはお肌にも優しい。
歯磨きしても構わないし、
一人暮らしだったら
ユニットバスで髪を洗っても
いいじゃないですか。
でもね!
残業で帰りが遅いんです。
夜勤があるんです。
子どもが小さいから一緒に入るんです。
お風呂に入ったあとに
どうしても見たいテレビがあるんです。
などなど、人により事情は様々。
そういうときには
「分浴」です。
眠る前にゆっくり湯船につかる、
それだけ分けましょう。
帰りが遅い方は湯船につかって寝る。
洗髪などは翌朝。
お子さんと一緒に入る方は
とりあえずささっと髪も体も
洗ってお子さんと。
ちなみに子どもは体温変動が
大きいため、そんなに浸からなくても
問題ありません。
そして、お子さんが寝たあと、
ご自分が寝る前に15分浸かりましょう。
そう、だから、
汗だくで帰ってきてシャワー浴びたい方も
まずはそこでさっぱりして
寝る前に湯船、
テレビ見たい方も番組の前に
髪と身体を洗い、
寝る前に湯船。
髪を洗うと乾かすのが面倒、と
思いますが
ささっとタオルドライのあと、
髪にタオルを当てながら
ドライヤーをかけると、
乾かす時間の短縮になります。
ドライヤー→髪→タオルの
位置関係にして、
タオルの乾いているところで
髪の水分を受けるようにします。
(これほんとにドライヤータイム短縮です)
お風呂を出たら
うっとりタイム。
ゆっくり眠って体調ばっちし、
より磨かれるご自分をイメージして
寝室に向かいましょう。
やってみるみないは、もちろん自由ですし、
毎日はできないかもしれません。
でも、やってみないとわからない。
リビングの電気も消して、
もう寝るよ、という形にして
15分、湯船に浸かって
眠りについてみましょう。
どうなるかな。