
お正月休みが終わって、
世の中が動き出します。
面倒だったり楽しみだったり
いろいろだろうけれど、
ひとつホッとするのは
「やっと、ごみ出しできる」。
年末年始、ただでさえ
わやわやと
していて
普段よりごみが多いのに、
収集がないときたもんだ。
やっとすっきりするわあ。
でも。
集める方も大変よねぇ…。
ということで、年始のごみ収集は
さぞかしお忙しいことと思われます。
今回はごみ清掃芸人の
マシンガンズ
滝沢氏の発信から
ごみから見える世の中について
聞いてみましょう。
お笑い芸人の滝沢氏は
十数年前、エンタの神様や
レッドカーペットといった
お笑い番組が終焉したことにより、
仕事が激減。
奥様が妊娠したこともあり、
なんでもいいからできる仕事をやる、
そこに見つかったのが、
ごみ収集清掃員の仕事。
3年ほど経った時に、
「日本一のごみ清掃員になる」と
決意し、そこから見える景色は
変わっていったと言います。
ごみとは、
「嘘を、つかない。
そのひとの本質を表す
そのひと自身である。」
ごみはその人が消費したもので
できています。
ごみはその人の生活そのものの
縮図なのです。
品性と能力は、ごみに表れるのです。
例えば、
ごみの分別が
きちんとできない
会社は、
6年以内に潰れます。
いくつもの実例を見てきました。
住宅街では、所得の低い層が
多いところでは、ごみが多いのです。
100均で売っているグッズやおもちゃ、
ファストファッションの服、
これらは大量に買われ、
大量に捨てられています。
わざわざごみにするために
買っているのでしょうか?と
思うほどに。
時折行われるごみ開封調査では、
汚いごみの中からは、
点数の低い答案用紙が
出てくるといいます。
また、不燃ごみの中に
包丁やアイスピックをそのまま
入れて
、ごみ清掃員を
危険な目に合わせることも
あります。
意図的ではなく、
何も考えていないのでしょう。
自分がビニール袋に入れたら、
それで全てが終わり。
そのあと誰がそれを回収して
処分してくれるのか、
1ミリも考えない。
そもそも、そのものが
どうやって作られて
どのように流通して
自分の手元に来ているのか、
そんなことも
考えたことはないのでしょう。
また、お歳暮やお中元の時期には
丸ごと手つかずのメロンが3個、
とか
和菓子やゼリーが箱ごと、
とか
平気で捨てられています。
新米の季節には、
大量の米が
ごみにされています。
捨てる本人たちは断捨離のつもりで
ごめんなさいねえ、と
ひとことくらい
心のなかでは
思うのでしょう。
そのひとたちだって、
食べ切れなくて困った上での
措置なのでしょう。
もっと、そのようなものを
食べ物がない人たちに
繋げられるシステムが有ればいいのに。
参考にしたいのは、
高所得、富裕層が多く住む場所の
ごみ。
そのような人たちこそ
大量にものを買って捨てて
いいものもポイポイ
捨てちゃうんでしょ、
そんなイメージがあるけれども、
逆。
そこは、極めてごみが少ない。
生ゴミも少ない。
(ディスポーザーがあるのかも
しれないけど)
液が垂れるようなごみは
ほとんどないので、容量も小さい。
100均のものもないし、
名前がわかるような答案用紙や
刃物類を
そのまま捨てることもない。
服だって滅多に捨てない。
おそらく、そもそも不用なものを
家に入れていないのでしょう。
食べないものは貰わない。
長く大切に着られる服やものしか
買わない。
入口が違うのです。
お金の使い方を見極めているからこそ
富裕なのであり、
ごみも少なくて環境にも
配慮できるのでしょう。
さて、ごみの分別は
面倒くさいかもしれません。
そもそもなぜ分別しなくては
ならないのでしょうか。
それは、ごみを減らすため。
全国の最終処分場(灰を捨てる場所)は
あと25年ほどでいっぱいになると
予測されています。
今の子どもたちが大人になるころには、
ごみを処分することすらできず、
大変なことになるのです。
自治体によっては、
あとわずか20年ほどで
ごみをどうしようもなくなる。
タイムリミットが迫っています。
分別すれば、ごみはごみでなくなり、
資源としてよみがえるのです。
ひとりひとりの意識と行動で、
ごみは減らすことができるのです。
ごみって、なんでしょう。
ものはいつからごみになるのでしょう。
自分はものとどう向き合って
いるのでしょう。
すぐにごみになるものを
すぐに生活に取り入れて
いないでしょうか。
ごみは、自分自身。
自分の縮図。
走り回ってごみを回収してくれる
彼らがいなかったら、
その先の処分場がなかったら、
どうなるのでしょうか。
ただ目の前の些細な欲望しか
見えていなかったのなら、
もう少し想像力を持って、
流れを考えて。
そうすれば、家もスッキリして
好きなものばかりに囲まれて、
お金も貯まるし、
次の世代に安心した環境を
作ってあげる手伝いが、できるかも。