今年の夏のオタ活の棚卸しが全然できないままですが、ひとつ整理しておきたいことができたので、こちらをエントリー。

 

僕のオタク人生には、スターダストプロモーションのアイドルが大きく関わっています。栗田萌さんに、安本彩花さんに、森青葉さんに、

水春さんに、たくさんの幸せをもらって来たし、今でももらっています。

 

今回の「やりきった!」という川瀬さんのことばは、とても新しい響きだったなあ。あんまり聞いたことが無いような、気がするんです。アイドルとして、タレントとして、やり切れるって、すごい。僕は大学を卒業して会社に入って、そろそろ定年が近付いているんですが、僕の仕事をやりきったって言えるだろうか。言えないから、最近、焦ってバタバタと今さら勉強を始めたりしているわけです。まだ、僕の何分の1かの人生なのにそう言える川瀬さんは、何か頼りがいもあるような、自分のキャリアプランを持った人なのかな。彼女の魅力は、そういうところにあるのかもしれません。

 

今回のソロライブは終演後特典会もあるようで、事前物販にやりくりして向かいましたが、開始30分弱で特典券は売り切れ。特に購入制限も無かったので、列が一順する前に終了。まあ、これについては、弱いオタクが悪いので仕方がない。特典会が無いライブに行っている暇はないわけですが(笑)、まだ話ができる機会はありそうなので、今回は辛抱。

SUPERNOVA KAWASAKIは、初めて訪れました。ホリプロが関わっているライブハウスらしいですね。開業してまだ2ヶ月程度のようです。川崎駅からデッキで繋がっていて便利、かつ、屋上があったりとか、川崎らしからぬおしゃれっぽい作り。フロアは真っ平らで後方には人権が無い作りですが、音響は最新機器が入っているので、とても聞きやすかったです。
開演1時間前に開場でしたが、15分程度でほぼ全員入場してしまったので、けっこう時間がある。オールスタンドだったから、おじさんはちょっと足が、、、あと、フロアはケータイの電波の入りが悪い。タタキがあったら無理な環境なので、レピーターをつけるなり、電波対策はして欲しいところだな。
 
さて、ライブ。1曲目は、「初恋サイダー」。みんな大好き、初恋サイダー。一気に火を付けられました。ちょっと久しぶりに川瀬さんの歌を聞いたのですけれど、一層パワーアップして、金管楽器のようなブリリアントに、かつパワフルに響いて、素晴らしかったです。
 
「こころ予報」。歌とともに、思い出す季節がありますね。CD-Rを手作りしていた頃から、魅力的な歌が多かった。桜エビ〜ずと名乗っていた頃は、楽しいことも楽しくないこともいっぱいあって(いつでもそうか)、とりわけスターダストのオタクって、嫌な感じがすることも多いなって思うようになった頃。相当風当たりが強かったんだよね、スターダスト内で。自分が愛するものを、純粋に愛したい。そんな気持ちを、思い出しました。
 
MCでは、彼女が自分で発表した「川瀬あやめ研究発表」が、むちゃくちゃ面白かったです。うんうん、「興味はないけど人は好き」、爆笑。「わたし、好きって言ってくれるみんなのこと、大好きよ。興味は無いけどね。」「興味はないから、勘違いしないでね。」冷静な分析です。
 
「おねがいよ」では、撮影可。動画もOKということで、僕がukkaの最高の1曲だと思っているこの曲、川瀬さんのソロで動画を残すべきかスーパー悩みましたが、一期一会のひと時を全力で経験することを選択。
この曲は、振り入れ前の初披露だった吉祥寺のときから、そのときそのときの思い出が詰まっている1曲。本当に好き。桜井さんの落ちサビが絶妙な味わいがあったんだけど、これまでのどの思い出とも違って、キリッと目を見てさらっと伝えられるような落ちサビ。うなずいてしまいました。。。
 
本編、ラストは「白い風」。何年も前のももクリで聞いて以来なのかしら。時計を巻き戻されるような思い。そして、川瀬さんのキャリアプラン、そのストーリーが見えてくるような展開。アンコールパートのラストは、有安さんの「feel a heart beat」。本当にしたいことを全部やって、やりきって卒業して行くんだと思いました。そして、それができることって、とてもすごいよ。ほとんどの人が、心なかば、したい事すらさせてもらえずに、なんだから。ちょっと、一矢報いるような、清々しさを残して、心地よい余韻とともに、終わったソロライブでした。
川瀬さんのツイッターでセットリストが公開されたので、貼っておきます。
 
時計を見れば、2時間超えのライブ。見事でした。
 
 
こんな夜は、思い出にひたりたくなって、1人で寄り道してお刺身をいただきながら、スマホをくっていました。そんな日があって、新しい明日を迎えるんです。ありがとうございます。いつも、あなたに、スパイスを。