キングサリのデビューと、アンスリュームの新体制ライブがそれぞれ終わったところで、この両チームによる2マンライブが、渋谷のCLUB QUATTROにて開催されました。

CLUB QUATTROと言えば、S★スパイシーのラストライブが開催された場所で、自分の故郷はあそこにあったんだなと折に触れ思い出します。ここに来ること自体がそれ以来では無いかしら。ロビーから場内に向かう階段で、少しノスタルジーな気分でした。

この会場でこの整理番号ならまずまずかしら。今回、野次馬チケット500円が出ていたのですが、さすがにチケット別に柵が用意されていたようです。感謝。
 
開演と同時に、両チーム10人がステージに勢ぞろい。なかなか賑やかなトークタイム。しばらくすると天の声のプロデューサーから本日の趣旨の説明がありました。まずは、チケットを購入する際にお目当てを選択するようになっていたのですが、その票を多く集めたチームが今日の出番を決める権利がある。そして入場時におはじきを一つずつもらったのですが終演後に内容が良かったと思ったチームのボックスに入れて投票し、これを多く集めたチームに1人1万円のお小遣いを運営がプレゼントという内容でした。これに月埜さんから「足りない~。4月は(新体制準備で)ライブが無かったから、ぜんぜん足りない。」とクレームが入ったのが、秀抜でした。また、今後も四半期ごとにバトルライブを実施していきたいと思うので、勝利者のご褒美を1万円だけでなくていろいろ考えていきたいと思う、例えば次回は、PV作成の予算を敗者は3万円、勝者は100万円とか考えているとのこと。これに対しても「3万円て、いつもの予算だよね」なんて話がステージで飛び交っていて、なんとも緩い空気感がただようのがこのチームの楽しいところ。また、この日のMCは閻魔さんが全般に絶好調で思わず声を出して笑ってしまうことがしばしばだったし、少々毒を含んだ発言もファンが集まった会場を沸かせるサービス精神から出ているんだろうなと思わせるものがあって、頭の回転の良さも感じて、やっぱり彼女は可愛い人だなあと思いました。
 
事前投票の結果は、僅差でアンスリュームの方が票が多かったので(10数票だったと思う)後攻を選び、ライブパフォーマンスはキングサリからスタートとなりました。
 
キングサリは、2日前にデビューしたばかりとは思えない、堂々としたパフォーマンス。閻魔さんは当然として、新メンバーも個々人が持っているそれぞれのスキルが高くて、かわいくもカッコいいステージ。「警察犬」なんか、もう、キングサリの色になっているもの。
 
後攻のアンスリュームは、月埜さんとちぎらさんのキラキラ度がいっそう増していました。もなかさんと日色さんも、歌もダンスも遜色がない。既に実績があるチームに加入するって、新しく作るチームに加入することとは違う覚悟が必要そうな気がしますよね。後輩として加わることの方が、ひょっとして大変かもしれない。即戦力が求められていれば尚更のこと。タフな気持ちが必要かと案じていますが、どんどん素敵にチームになって欲しいと思います。
 
両チームとも、曲、衣装、個性、それぞれのカラーがきちんとできていて、異なる魅力を作っていましたから、本当に甲乙つけがたいライプパフォーマンスでした。僕的な個人のMVPは天神・大天使・閻魔さんなのですが、チーム投票は悩みましたよ。

さて、特典会。

村咲ちいさん。そんなに目を開かないでもと思うくらい、実際に会うともっと素敵な方ですよ。しかも、話が楽しい。(そういう意味では、キングサリはみなさんお話上手)その上、ちいさんにはちいさんにしか出せない空気感があって、どうにもツボです。「私は普通にやっているつもりなんだけどなあ」と言われましたが、その普通にやっている感もちいさんぽくて好きです。キングサリ、頑張ってね。
蝶羽れいさん。僕のような人見知りのおじさんは、お相手いただけるだけ光栄で、言われるがままのポーズでじゅうぶんです。ETですが、既に介護をしてもらっている感。優しくしてくれてありがとう。
 
パワーアップしたちぎらさん。すごい勢いでお話をしてしまいました。とても楽しかったです。なぜか、ネコちゃんになっちゃいました。
ステージ頑張っちゃって、お疲れのようです。今まで以上に熱が入っている感じは、あるかもね。(笑)
なぜか犬になっちゃいました。なんで?。もなかさん、歌声が強いですね。よきよき。
黄色の油性ペンは書いても良く見えないので、黒に変えた模様。これは、僕の帽子かな?ステージからパワーがあふれている日色さんですが、まだまだ元気とのこと。これからも楽しみですね。
 
さて、バトルの最終結果jは、、、

なんと1票差ですか。これが事実なら出来過ぎくらいの結果ですが、実際に、どちらが良かったかと言えないくらいのライブだったことは事実です。(疑っているわけでは、無いですよ。物販のときでもそうなんですが、ここはファンに対して誠実ですから信頼してます。)この結果に大きな不満が出ないということが、それを物語っているように思います。

負けたチームが悔し涙を流し、勝ったチームも素直に喜べないという、本当に後味が悪いバトルライブを、これまで何度も見てきました。僕も見たくて見てきたんじゃ無いんです。推しが出るから、しょうがないんです。推しが悔し泣きをする姿なんか、見たい訳が無いです。いつでも、笑ってて欲しいんです。あの感覚を思い出すと、「アンスリュームVSキングサリ」は、本当に楽しめました。不快な思いをした人もいるのかしら。僕が、推しへの心の距離を遠く取るようになったせいなのかしら。見に来たファンが、楽しくなれるライブを作ろうと考えていてくれているということの違いだろうと、僕は思っているのですけれどね。

 

次回、開催は、8月だそうです。その時は、この2つのチームは、どうなっているでしょうか。楽しみです。