2015年、安本彩花さんが出演した「この流れバスター」を見に行ってこの劇団に「ずぼんっ!」とはまってしまい、そこから新作の上演は欠かさず見に行くようにしているシベリア少女鉄道。中山莉子さんが参加した「メモリー×メモリー」以来だから、1年以上、間があいたのですね。満を持しての、vol.34 「どうやらこれ、恋が始まっている」 。

まあ、後でなるほどね、と笑えるのがこの劇団のタイトルなので、ここではあまり気にしない。


六本木通り沿いの俳優座。入るのは、初めて。

さて、前半で散らかしたストーリーを、後半でパズルのようにあてはめて回収して落としていくのが、シベ少のスタイルですが、今回は観客目線の登場人物がステージにいるという試みが新しかったです。浅見さんの力業に引きずり込まれて、爆笑してしまった感じはあるかも。
小関さんは今でも可愛くて、安本さんとの握手会で小関さんの話だけで終わったことがあるのは内緒。(小関さんとは、しゃべったことも写真撮ったことも握手したこともない。当たり前ね。つまり、安本さん以上に遠い存在ね。)

ほんとに意味なんか無くて、楽しいだけの舞台なんだけど、知的な遊びが絶妙なのね。きっと小学生だったら笑えないと思うの。その辺が、騒がしい舞台と線引きされている感じがあるな。

ネタバレを避けないといけない風習があるからあまり書けないけど、今回の演目はピクリとも動かない小関さんをみる舞台だと言っておきたい。
ということで、退屈な芝居はみたくないよねって思う、今日この頃でした。