※守護霊との対話を元にしたフィクションです

 

ブログに訪問下さり、誠にありがとうございます😊

 

 

先日ふと、昔の職場でのことを思い出しました。

 

あんまり昔のことを書くのはどうかと思いましたが、

 

なんかユニちゃん(見えない世界)から「書きなよー」と言われているので、思いつくまま書いてみます😊

 

・・・

 

僕は東京の某工業高校卒業後、某公共放送局に就職しました。

 

当時はまだ高卒採用制度が残っており、僕の翌年まで高卒枠があったようです。

 

今はもう高学歴の超優秀な人達しか入れないんじゃないかと思います。

 

 

そして、番組制作技術の映像技術に関連する部署に配属されました。

 

カメラの保守やVTR編集、映像加工など映像の専門技術を扱う部署です。

 

 

当時の番組制作技術の組織は大きく分けて、撮影・照明・音声・映像技術という4つの部署がありました。

 

新人は、それぞれの部署を順番に回って全体像を把握する研修を受けました。

 

専門学校卒・大卒以上の新人は、当初の配属部署でまず6ヶ月の研修後、他の3つを2ヶ月ずつ、トータル1年間という短い研修だったので、

 

表面的なことしか学ぶことが出来ませんでした。

 

それに対し、高卒新人は4ヶ所とも6ヶ月ずつトータル2年間と、研修期間が長かったので、

 

結構色んなことをやらせて貰えて、とても有意義な研修でした。

 

 

そんな中、照明の部署での研修期間に、こんなことがありました・・・。

 

 

その日は、某幼児向け長寿番組「お〇あ〇んといっしょ」の照明スタッフ業務をしていました。

 

8月の夏休み特集の人形劇収録だったか、先輩の指導の下、プランニングからさせて貰うことが出来ました!

 

基本的なパターンは決まっているのですが、ストーリー毎に違う状況に対してアレンジすることが出来ます。

 

人形劇における背景の空の色は、上の方が水色で下の方が黄色だったかな?、上下方向にグラデーションになっているのが基本パターンでした。

 

 

でも僕は、せっかくの夏休み特集ですから、夏空の深く澄み切った青空をイメージして、濃い青のカラーフィルターをライトに被せてみました。

 

さらに、雲の形の穴が開いている黒紙を被せたライトで、雲を浮かべます。

 

 

ウワー!!

 

いい!!

 

夏休みの心躍る解放感のような、子ども心に戻ったような気分でした。

 

指導してくれる先輩も、「いいねー!!」と賛同してくれました。

 

制作スタッフからも、「今日はいつもと違うねー!!」と好評でした。

 

1週間分を撮りためるので、放送予定の1週間は、背景がいつもと違う感じになります。

 

普段見慣れている人には、かなりインパクトがあったんじゃないかと思います。

 

 

そうして収録終了後、とても気分良く待機室に戻りました。

 

ところが・・・。

 

 

僕の同期入局の新人が、猛烈な剣幕で文句を言ってきました。

 

いつもの決まったパターンでやらなければダメだ!!勝手に変えるな!!と。

 

待機室からは、全てのスタジオの映像を見ることが出来るので、いつもと違う様子を見ていたのでしょう。

 

 

僕はとても困惑しました。

 

制作サイドからクレームが入るとか、先輩たちに叱られるのなら分かりますが、

 

何故同期の新人がこんなに怒るんだろう?

 

嫉妬心でしょうか・・・?

 

言われた通りにやるのが当たり前で、増してや”新人ごとき”が自分で勝手に変えるなんてあり得ない、という固定観念だったのでしょう。


 

僕は先輩の監督の下で許可されてやったことですから、文句があるのなら先輩に言うのが筋だと思うのです。

 

僕に文句を言ってきた人は、他の誰かがやったのなら、その人に食って掛かるようなことはなかったでしょう。

 

そのように、何をしたか?ではなく、誰がやったか?によって態度が変わるというのを痛切に感じました。

 

 

例えていえば、

 

ドラえもんに出てくる出木杉君なら「さすが出木杉君!!」と称賛されることが、

 

のび太だと「のび太のくせに生意気な!!」といじめられてしまうようなものです。

 

 

なんかスッキリしないモヤモヤが残りました。

 

 

まあ当時の僕はまだ研修中の身であり、照明の部署に移ってから4ヶ月しか経っていないヒヨッコでしたから、

 

全国に放送される番組で勝手にイメージを変えること自体、まあ只者ではありませんよね😆

 

もちろん夏休み特集だったからこそ出来たことで、日常の放送ではそんなことはしません。

 

 

そのように、横やりを入れてくる人がいても、僕は自分の信念を通そうと思ったのでした。

 

それくらいの気概がなければ、すぐに古い観念に染まってしまいますしね。

 

・・・

 

この記事を書いていた時、何故これを公開するよう仕向けられたのか、よく分かりました。

 

というのも、ブワーっとなんともいえない感情が溢れてきたからです。

 

これを吐き出すために必要なことだったんですね。

 

 

こうして振り返ってみると、こうした出来事によって強い意志で生きることの大切さを学び、魂を磨くことによって、攻撃のターゲットにされないように変わっていったことに気付きました。

 


昔の出来事を書いているうちに、そこから学んだことがあるのに改めて気付かされました。

 

という訳で、「昔の出来事から学んだこと」という視点で、シリーズ化してみたいと思います。

 

手前味噌な部分もあり恐縮ですが、若気の至りということで大目に見て下さい😅

 

 

 

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