※すい臓がん+悪性リンパ腫の軌跡です。
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2022年6月に膵臓癌ステージ4で余命6ヶ月と宣告されていた叶井俊太郎さんが16日に逝去されたというニュースを見ました。
叶井さんのことは膵臓癌が切っ掛けで知りました。
閉塞した十二指腸をバイパスするなどの対症療法的治療は受けつつ、抗がん剤などの標準治療を受けずに仕事を続けていたそうです。
昨年までは元気に活躍する記事がみられましたが、今年に入ってから急激に具合が悪くなり、自宅で療養されていたようです。
叶井さんのような方は、早く生まれ変わりたくて仕方ないタイプでしょうから、
上がれなくてさ迷うということはないでしょう。
奥さんの倉田真由美さんがエッセイを連載していたそうで、それを取り上げたいと思います。
エッセイは7本あります。気になったところをピックアップします。
Vol.1「カップ麺と涙」
・食べ過ぎるとしばらくして激しい胃痛がくる
これは僕も昨年10月からしばらくの間、悩まされました。
僕の場合は、胆管ステントが知らぬ間に外れていたことが原因でした。
胃は元気なので、お腹が空いて結構食べられるんですが、食べ物が十二指腸に移った途端に激痛となり、猛烈に胃が張るのです。
このギャップに何度もハマりました。
最近は、たまにちょっと張りますが、以前のような激痛はなくなりました。
・お腹が空いてカップ麺食べた
これもすっごい分かります。僕も食後しばらくしてから、お腹が空いてカップ麺をよく食べました。
ご飯とかでなくて、なぜかカップ麺が食べたくなるんですよね。
Vol.2~4には共感部分があまりないので省略します。
Vol.5「最期まで私がこの人をみよう」
・「炎症も起きているし、肝臓の値もよくない。現に今も、かなり具合が悪そうですね」
病院で医師に言われたそうです。
僕も先月の血液検査で、炎症の数値は高いし、肝臓の値もよくありませんでしたが、具合は悪くありませんでした。
腫瘍マーカーも劇的に高くなってきたし、
主治医からすれば、具合が悪いはずなのにおかしいなあ・・・?といったところでしょうか。
Vol.6「ふたりでゆっくり歩いて行きたいね」
・発熱していたのが急に下がって平熱になったり、通常の感染症などとは様子がかなり違いました。「腫瘍熱」というものだったようです。
僕もまさにこれで、突然高熱になったかと思えば、翌朝には平熱に戻ります。
ここ最近は頻度が減っています。
・・・
叶井さんは、抗がん剤の副作用で苦しむよりも、それまで通りの生活を続ける選択をしました。
ちょうど今放送されているドラマ「春になったら」も、膵臓癌ステージ4で余命宣告され、無治療を選択したストーリーです。
木梨憲武さんが演じる主人公の椎名の振る舞いが明るすぎて、癌患者に見えないと言われますが、
癌というのは症状が強くなければ普通と変わらないんですよね。
膵臓癌のユーチューバーも見た目が全然元気そうなので、未だに詐病だと誹謗中傷されるそうです。
・・・
僕は、1年前の診断時点ではステージ2または3と言われました。
胆管ステント手術の時に、内視鏡で組織を採取して悪性腫瘍と診断されたので、確かに膵臓癌です。
当初は、2ヶ月間抗がん剤治療後に手術、という予定でした。
その後に肝臓への転移が疑われたり、悪性リンパ腫が疑われたりして手術が先送りになりました。
頚部の深部にあるリンパ生検をするかしないかで各科の医師間で意見が分かれました。
結局転移しているかどうかはグレーゾーンのまま、僕自身が無治療を選びました。
明日19日(月)は1ヶ月ぶりの通院日です。
血液検査の結果はどうなりますでしょうか?
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